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『HINOKIO』を観てきた。 [映画]


『HINOKIO』を観てきた。
予告編を観てみとかなきゃと思って前売りまで買って観た。
さいたま新都心のシネコンで観ようと早起きしたけど、ギリギリで入れず。田舎のシネコンだから大人数をさばくのに慣れていないんだね。手際悪すぎ。初回の上映のほとんどが埋まらずのままだった。あんなにたくさん人がいたのに・・・・。結局その足で新宿まで出た。やっぱ東京のほうがいい。たくさん劇場あるからそんなに集中しないし、なにより人をさばくのに慣れているのだ!30人ちょっとしか入らない小劇場だったけどみんな感動していた様子~。

ストーリーは、交通事故で母を亡くしたサトルは心を閉ざしてしまった。んでもってロボット会社勤務の父は、ロボットをサトルに与えそのロボットでリモート登校する。最初はギクシャクしながらも心の友人ジュンを得る。しかし、女生徒のイジメでHINOKIOが兵器産業の産物であることをホームルームで暴露されてしまう。傷ついたサトルは踏み切りで投身自殺(ロボット)してしまう。しかしダメージは本人にもおよび生死をさまよう。ジュンはゲームのシーンが現実にリンクしていることを信じ焼却炉の煙突に登って笛を吹く。サトルは天国の前で母に会いサトルが誤解していることを説く。父と子の信頼がよみがえり、転校してしまうジュンをHINOKIOにおぶさって電車を追いかけるのだ。
最後登校できるようになったサトルは、編入した中学でセーラー服のジュンと再会するのであった。。。

まさか主人公(ロボット)が自殺してしまうとは思いもよらない展開だったけど・・・
泣けるのは、父と子、母と子の愛の話しより、本当の友人と信頼しあうことのほう!ジュンがサトルのことを本気で心配していたことやサトルのために危険を顧みずエントツに登ったことなど泣けるシーンがたくさんある。こういう友人との出会いで心を開いていくのであった。
とっても感動しました。予告編だおれせず満足な作品でした。

あと驚いたのは、ジュン役の多部未華子さん。本当に途中まで男の子だと思っていたよん。見事だまされました。最後セーラー服で出てきたときにはびっくりした。私の経験上でいくと子供のころ男勝りにおてんばだった子は、概して大人になるとそのギャップにびっくりさせられるくらい女っぽくなるものである。はたして彼女(多部未華子さん)は??

子供は子供なりに悩みがあり、その悩みとのかかわりで親友を得る。牧瀬里穂も劇中で言っていたが、大人が励ましているつもりでも子供には重荷なのだ。大人は大人になってしまうと子供のころのことを忘れてしまうんだね。ピーターパンみたい。

余談だけど・・・思わずこのストーリーで思い出してしまったのがブラックジャックの『ハローCQ』の話。
子供のころ毎日ブラックジャックを読んではいたものの、うろ覚えでしかないが、体が不自由で無線で友達になった本当の友人との話である。これも泣けるお話し!

ここの解説がおススメ!


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コメント 2

コザックさん、こんにちわ。
コメント&nice!&トラバありがとうございました。
本当泣けるシーンもたくさんありましたし、予想外のシーン(HINOKIOが列車に飛び込むシーンやジュンが煙突から落ちてしまうシーンとか)もいっぱいあって、物凄く引き込まれて観てました。
本当、もっと大勢の人に観てもらいたいですよねぇ。。。
by (2005-07-18 23:23) 

コザック

norizo!さん
niceさんきゅです。
ほんといい映画だと思うんだけどお客さんの目に留まらないんでしょうかね!?
「?」な部分もちょっとありますが、青春映画としてはいい意味でいろいろ期待を裏切ってくれてホントよい出来だと思う。
前の席でおばあちゃんと孫で観に来ていたけどこういう映画を家族で観てほしいですネ。
拡大上映されるといいな。
by コザック (2005-07-19 00:06) 

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