『北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』 [映画]
『北斗の拳』を観てきた。
青春時代をこれを読んですごした世代としては観なくては・・と思い鑑賞。
世紀末救世主伝説→真救世主伝説に変わっていたのには時代を感じた。とっくに世紀末は過ぎてしまっているものね~「199X年・・」のくだりもなくなってました。
おおまかなストーリーはサウザー編なのだけれど、いろいろなエピソードをからめてあるのでそれなりに楽しめました。
しかしながら、TV編を意識したのか、ストーリーを重視したのか、はたまたPG12を意識したのか、拳を交える戦いのシーンに迫力がなかったです。劇場で観ることをもう少し意識してほしかった。声も宇梶:ラオウだけ妙に違和感あったし。
なんでこんなこと言っているかというと、戦いのシーンにある「間」というものをあまりにも意識していないです。きっと作った人は、格闘技の経験がないのかもね。
格闘技というのは、どんなに力の差がある戦いでもそれなりに相手と探る「間」があるもの。漫画「北斗の拳」を読んでいるときは、読みながらそれが読み取れたのだけれど、アニメにしてこれだけテンポよく倒されるとただの殺略だぞ~!!
サウザーとの戦いのところでは、雹の振り出すタイミングが少しおかしいし、「天も興奮しているわ・・」もラオウではなくサウザーのセリフ。また、すべてを見破られたあとのサウザーが「引かぬ、媚びぬ、省みぬ・・」を言う前に「うっく!!」とたじろぐ瞬間。あれを表現してほしかった。サウザーとの戦いは心の動きの表現に魅力がるエピソードなのにあまりにも唐突すぎました。
北斗の拳は、ウチらの世代では、大量に読み込まれている作品なのでうるさい小姑のようですがストーリーよりも迫力を大切にしてほしかった。
まぁストーリーでラオウ編といっているわりにはラオウのエピソードが少なかった。北条司作画のレイナももう少し活躍してほしかったんだけどなぁ~。ちょっと時間が足りなすぎたのかも。
まぁどうでもいいことなんだけど、隣の二人ずれのオタクくんたち、「ありえねー」ばっかり連発しないでよ。そもそも「ありえねー」話なんだから・・・。
どもどもっすぅぅぅ。
そうかぁ…原作は2000年以前だもんなぁ…もう世紀末じゃないもんなぁ(^^;
しかし、「ありえねー」を連発した兄ちゃん(?)たち…うるさいなぁ(汗
ト,ワタシならオモウッスネ^^;
by がっちゃん (2006-03-12 16:36)
>がっちゃんさん
こんちは。nice!さんきゅ。
そうなんですよね~月日の経つのは早い物です。今世紀末って言ったらみんなどんな反応示すのだろう・・・・。となりがうざかったのですが、話を聴いているとまだまだ素人でした。オジさん世代は、読み込んでいるので相当詳しいのだぞっ!
by コザック (2006-03-12 19:36)
うわ~北斗の拳もなんか凄い顔の人がいっぱいでてるって
それしかわからないのですが・・・・^^
by ecco (2006-03-15 21:25)
>eccoさん
北斗の拳はまさに青春時代の漫画。
コアでディープです。
漫画は穴が開くほど読みました。セリフもほぼ暗記です。
by コザック (2006-03-15 22:21)
こんばんは!!
うーむ、納得という内容の記事ですね。するどい!!
レイナはキャッツアイの人が描いたのですね。
そう言われれば・・・
なかなか満足できる映画ですね。
by ラル (2006-03-17 22:20)
>ラル大尉。
こんちは。
レイナの存在がもうすこし重要な意味をもつような展開が欲しかったです。
サウザーの哀しみを表現できていたか????です。
次回作に期待!
by コザック (2006-03-18 14:05)
そっか、『19XX年』なかったですね~~。すっかり忘れ去ってました。
ん~、確かに中途半端。もっと大暴れするのかと思いきや、そうでもなかったですしね~。
ラオウの声、やっぱり物足りないですよね~。そこも残念でした。
by まみりん (2006-03-31 08:08)
>まみりんさん
nice!さんきゅ。
ラオウの声!もう少し単純に奥行きと凄みのある声にしてほしかったです。イメージが違すぎますよね。
by コザック (2006-04-02 23:32)