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『アジャストメント』を観てきた!? [映画]

『アジャストメント』を観てきました。

上院議員に立候補のデヴィッド・ノリス(マット・デイモン)は、敗戦の演説を考えているときに男子トイレで見知らぬ女性エリース(エミリー・ブラント)と出会い、すぐに惹かれあう。そして、運命を操作するエージェント・ハリーのちょっとしたミスで、彼らは再び出会ってしまう。2人は出会ってはいけない関係だったのだ。そこからは調整員のネタばらしから始まり、いろいろ偉い人が彼を説得しようとするが、デヴィッドは彼女を諦めきれません。そして最後は、調整員の作業に疑問を持っているハリーが自分の帽子を貸し、婚姻の現場に行ってであう手助けをする。2人は追っ手から逃れつつ愛を確かめて行く。。。。
最後は、議長が固い意志に折れて2人の関係を許可する。調整員もサラリーマンで上司の決定に従うしかない。ってのがオチなんでしょうかね。


最近、近未来SFサスペンスでは、それだけで終わらずいろんなメッセージが込められてますね~今回は、人類の進むべき道筋?それとも議長(神様?)をも感動させるような愛なんでしょうか。。


マット・デイモンは、少し太って大人っぽくなったんでしょうかね。オーシャンズシリーズの頼りないバカボンくんキャラ時代とは、まったく違ってきましたね。よかったよデイモンくん。

エミリー・ブラント、、、「プラダを着た悪魔」のときから薄々感じていたけど、、、彼女は、泣きそうな表情をさせたらたまらなくいいですね~。でも泣いてしまってはダメなんですよね~。ビミョーです。こんな魅力満載の女優さんだったとは、今回気が付きました。やはり主演してみないと女優さんの価値はわからんですね~。。。

少し疑問だったのが、あんなに大切な役割の帽子ですが、思い返すと意外なほどに帽子を飛ばしたりしているってこと。そして、調整員いろいろ能力があるのに、大切なときに使えない(使わない)んですよね~。彼らも人間ってことでしょうか、、、。

デイヴィッドとエリースの出会いの意気投合も強引だったし、そもそもエリースは運命を感じつつも3度も置き去りにされて、いつも突然現れるデイヴィッド!しかも一晩過ごしていなくなってしまうってちょっと最低じゃない?それでもまだ付いていく、そして振り回されるのがわからないですね~これがビビビってきた間柄ってことでしょうか。。。エリースが実在したら、間違いなく倉田真由美の『だめんず・うぉ~か~』に登場すると思います(^^)


まぁ冒頭にも書いたけど、神様をも感動させるような固い意志で運命を切り拓いたってことでしょうかね。
構想はすばらしいので、もうちょっとアクセントをつけたり、人類なのか愛なのかどちらかに少し寄せれば歴史的にすばらしい作品になったと思います。(ちょっと偉そうに書いてみた)


公式サイト:http://adjustment-movie.jp/
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きさ

やはりマット・デイモンは見ていて安心感ありますね。
ヒロインのエミリー・ブラント、最近「ガリバー旅行記」で王女役でした。
俳優はみな良かったですね。
久々に見たテレンス・スタンプ、渋かったです。

楽しく見たのですが、ラストがなあ、、
フィリップ・K・ディック原作でこのラストはちょっと。
まあ、ディックらしいラストとハリウッド映画のラストは相反する部分もありますが、そこを何とかクリアして欲しかったです。

by きさ (2011-06-29 05:34) 

コザック

>inunekoさん
nice!さんきゅ(^^)

>きさ さん
nice!コメさんきゅ(^^)
俳優陣みんな個性的でよかたですね。
たしかにちょっとラストは、安易に解決してしまった気がします。
もうちょっとヒネってもいいのでは??と思いますが
そこらへんは宗教観の違いとかも絡んでいるのかもしれませんね~(^^)
by コザック (2011-06-30 23:55) 

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