『画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密』を観てきた！？ [映画]
『画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密』を観てきました。
たまたま近くでやっていたので、昼間のみの上映ですがこういうときにこそ溜まったポイントの使い時です☆
私の知ってる限りのベルト・モリゾのイメージがそのまんま映像になっている感じでした。
ベルト・モリゾはあまり知らなくても、エドゥアール・マネやオランピア、印象派展のことなど少し知らないと面白くないかもしれません。まぁこの時代生きた人はいないので教科書をなぞるものでしかないのですが。。
題名のとおり、モリゾに主眼がおかれています。画家を目指し画で評価されたいと望んでいたが、モデルとしてお年頃の女として心が揺らいで行きます。そして何より画を描くことに心血を注いだ姿勢がみごとに映像化されていましたね。
物語は、サロンで問題作「オランピア」をモリゾ姉妹が鑑賞するところから始まります。その後模写の現場でマネと再会します。その後マネはベルトをモデルとして招きます。そこからベルトとマネの芸術家的なやりとりが始まります。
アトリエやサロンの展示では、いろんな有名な絵画がそこここに置いてあり、思わず目で追ってしまう場面が多々ありました。特にマネの作品は、「草上の昼食」だったり「笛を吹く少年」だったり、あ！コレ！っというのがたくさんありましたね。あの躍動する黒についての考察も劇中で語られており興味深かったです。
直接作品は出てきませんでしたが「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾの肖像」の衣装を着ているシーンは何度かあり、あの衣装がコレねとなんとなく解ると微笑ましかったです。
ベルト・モリゾの作品も、先日の三菱一号館でのＮＧＡ展に出展されていた姉を描いた画などわかるものも多数ありました。
晩年のあの幸せあふれるような作品が順番的に出てこなかったのがちょっとさびしいですが、そのきっかけとなった事実をにおわせるラストでしたね☆
ベルト役のマリーヌ・デルテルムさん。私たちが知ってる画から見て取れる印象からはちょっと違っていました。もうちょっとマネを惹きつけたにじみ出る色気？があっても良かった気がします。無機質なあの絵画の表情から選ばれたのか、おしゃれしてもちょっと不幸な雰囲気が漂っている感じでした。（そこに魅力があったのかもね）
いずれにしてもベルトは、いろんな意味で物語を進めるにあたり変わっていきます。あの時代であそこまで思い切るには、現代とは違いものにならないくらいの決意がいたと思います。
最後の青いブーケは、ベルトへのマネの愛を感じましたね☆画家らしいニクい愛の表現でした(^^)
公式サイト：http://morisot-movie.com/
ちなみに・・・・あのユルキャラ、モリゾーとキッコロは出番なし。
併せて、トヨタの現社長のモリゾウさんは協賛にも名前なしでした(>_<)
＃ラリー出場の際の登録名です。
・・・・どちらも名古屋系ですな(^_-)-☆
手違いで書きかけで公開しちゃいまいた。お見苦しい点スマヌです。
たまたま近くでやっていたので、昼間のみの上映ですがこういうときにこそ溜まったポイントの使い時です☆
私の知ってる限りのベルト・モリゾのイメージがそのまんま映像になっている感じでした。
ベルト・モリゾはあまり知らなくても、エドゥアール・マネやオランピア、印象派展のことなど少し知らないと面白くないかもしれません。まぁこの時代生きた人はいないので教科書をなぞるものでしかないのですが。。
題名のとおり、モリゾに主眼がおかれています。画家を目指し画で評価されたいと望んでいたが、モデルとしてお年頃の女として心が揺らいで行きます。そして何より画を描くことに心血を注いだ姿勢がみごとに映像化されていましたね。
物語は、サロンで問題作「オランピア」をモリゾ姉妹が鑑賞するところから始まります。その後模写の現場でマネと再会します。その後マネはベルトをモデルとして招きます。そこからベルトとマネの芸術家的なやりとりが始まります。
アトリエやサロンの展示では、いろんな有名な絵画がそこここに置いてあり、思わず目で追ってしまう場面が多々ありました。特にマネの作品は、「草上の昼食」だったり「笛を吹く少年」だったり、あ！コレ！っというのがたくさんありましたね。あの躍動する黒についての考察も劇中で語られており興味深かったです。
直接作品は出てきませんでしたが「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾの肖像」の衣装を着ているシーンは何度かあり、あの衣装がコレねとなんとなく解ると微笑ましかったです。
ベルト・モリゾの作品も、先日の三菱一号館でのＮＧＡ展に出展されていた姉を描いた画などわかるものも多数ありました。
晩年のあの幸せあふれるような作品が順番的に出てこなかったのがちょっとさびしいですが、そのきっかけとなった事実をにおわせるラストでしたね☆
ベルト役のマリーヌ・デルテルムさん。私たちが知ってる画から見て取れる印象からはちょっと違っていました。もうちょっとマネを惹きつけたにじみ出る色気？があっても良かった気がします。無機質なあの絵画の表情から選ばれたのか、おしゃれしてもちょっと不幸な雰囲気が漂っている感じでした。（そこに魅力があったのかもね）
いずれにしてもベルトは、いろんな意味で物語を進めるにあたり変わっていきます。あの時代であそこまで思い切るには、現代とは違いものにならないくらいの決意がいたと思います。
最後の青いブーケは、ベルトへのマネの愛を感じましたね☆画家らしいニクい愛の表現でした(^^)
公式サイト：http://morisot-movie.com/
ちなみに・・・・あのユルキャラ、モリゾーとキッコロは出番なし。
併せて、トヨタの現社長のモリゾウさんは協賛にも名前なしでした(>_<)
＃ラリー出場の際の登録名です。
・・・・どちらも名古屋系ですな(^_-)-☆
手違いで書きかけで公開しちゃいまいた。お見苦しい点スマヌです。
こんばんは。
この映画はぜひ行こうと思っているものです。パンフの写真を見るとマネの描いたモリゾにそっくりな女優さんだと思ったのですが……。
でも興味深い筋書きなのでなるべく早く行きたいです。
by coco030705 (2015-06-14 21:15)
＞coco030705 さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
こんばんは。。cocoさんのコメ読んで思い出した。この作品はパンフレット買ってこようと思って・・忘れた。（ｶﾞｯｸｼ）
たぶんストーリーは絵画展の注釈に書いてあるようなものを並べるとわかっちゃうお話。でも今なおわからない当時の二人だけの秘密なんでしょうね☆彼女の場面場面の揺れ動くココロの葛藤がよく描かれていたと思いました。
たぶん短ければ３週くらいで終わっちゃう類の作品なのでお早目に(^^)v
by コザック (2015-06-14 22:07)
コレ、「Mommy」を見た時、予告編やってたので、13日からガーデンプレイスって覚えてるけど、コザックさん、早い、もう、見たんですね。
モリゾとマネの関係に関しては、いくつか本が出ていて、読みましたが、結局、推測に終わってます。
モリゾの娘、ジュリー（モリゾの絵にも登場）が書いた「ジュリー・マネの日記」は印象派の人々という副題がついているように、ルノワール、シスレー、ドガなどの日常が描かれていて、面白かったです。
by TaekoLovesParis (2015-06-14 23:53)
＞TaekoLovesParis さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
この手の作品は足が速いので、来週劇場に行けないこともあり無理して観てきちゃった(^^)v
あの二人の話は、いろんな説がありますが、こういう有名人の内緒の恋ってぞくぞくしますね、、それもメディアが今ほど発達していない時なんだからなおさらです。こういうナゾが知れば知るほど背景となって作品を観る目も変わってきちゃうのが人のサガですものね。
ジュリーの本は機会あればトライしてみたいです(^^)/
by コザック (2015-06-15 00:30)
見ました！モリゾ役女優さん、もうちょっと綺麗だったほうが。。。
マネとの関係を期待してたのですが、そこは通り一遍で、ベルトと姉エドマの姉妹愛がクローズアップされている気がしました。絵をあきらめたエドマ、つまり、あの時代、女性が画家としてやっていくのは大変だったということがよくわかりました。普仏戦争の時代であり、各人の生活が戦争で大きく変わったことがわかったのは、勉強になりました。
by TaekoLovesParis (2015-07-20 01:46)
＞TaekoLovesParis さん
再コメさんきゅ(^^)v
無事観れて良かったです。ウチの近所、２週で終わりました；；
モリゾ女優さん。そうですねマネがモデルとしてのめり込んじゃうような魅力を振りまいてほしかったです。美貌だけじゃなく何か惹きつけるところを映像に混ぜ込んでほしかったですネ(^^)
マネとの関係、、本当に玉虫色。まぁ史実もビミョーみたいだし、でも少し脚色があってもよかったのにね。
時代背景はとても現実感ある取り込み方をしてましたね。当時の女性が筆だけで暮らしていくのは本当にスゴイ決断だと思いました。
by コザック (2015-07-21 01:01)
マネの描いた作品で私の好きな絵画は....
http://www.artic.edu/aic/collections/artwork/16499?search_no=7&index=2
by サンフランシスコ人 (2015-09-15 06:26)
＞サンフランシスコ人さん
マネは、いろいろな影響を与えていた画家なので好きなのですが、コチラの作品は観たことないです。宗教的な背景が私にないので難しいですネ☆
by コザック (2015-09-20 23:46)