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「名画のネコはなんでも知っている」を読んでみた!? [書籍・雑誌]

先日の三菱一号館でのNGA展で鑑賞したルノワールの「猫を抱く女性」をみてからというもの、、、そんなに好きな方でもない猫ちゃんのあの肋骨の柔らかさの感触が忘れられず(妄想)に、、、そんな折、書店でこんなものを見つけたものだから飛びついた。(猫まっしぐら^^)
#実際のネコちゃんは、もう3,4年触れてませんデス。

名画のネコはなんでも知っている

名画のネコはなんでも知っている

  • 作者: 井出 洋一郎
  • 出版社/メーカー: エクスナレッジ
  • 発売日: 2015/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



当時スキャンダルな画として評されたマネの「オランピア」。これも黒猫ちゃんが逆立って静けさとの対比が醸し出されてますね。

こないだ観たルノワールの「猫を抱く女性」。この画を観て私は猫ちゃんを触れる柔らかさが指から伝わってくるようだと言いましたが、この本では、ネコちゃんは抱きなれない抱き方に目がつりあがって猫ちゃんは嫌がっていると評してます。いろんな見方があるんですね。

ほかにも今まで観たことのない画を「猫」という断面で切り取ったとても異彩な本でした。

なんとも鑑賞していて時間を忘れちゃう興味深い本でした(^^)/

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コメント 4

TaekoLovesParis

この表紙、ルノワールの「猫と少年」ですね。結構大きな絵で、少年が等身大に近いので、オルセーで見た時、ぎくっとしました。ネコに焦点を当てた本、ユニークですね。
by TaekoLovesParis (2015-09-08 00:59) 

コザック

>TaekoLovesParis さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
この表紙はそんなに大きいんですね☆
ルノワールのヌードのなかでも一番淫靡な雰囲気ただようなが少年だなんて、ほんとギクッとしますよね。
本によると、売れ始めのルノワールは、都会派マネにアタマがあがらず、オランピアのオマージュを違った構図で描くことで自身をアピールしたんだとか。。。(ホントカイナ)
ネコねこ猫だらけの本ですが、今までと違った画のみかたを知らしめてくれた本でした(^^)v
by コザック (2015-09-09 00:47) 

サンフランシスコ人

サンフランシスコ美術館(Fine Arts Museums of San Francisco)のルノワールのコレクションは....

http://art.famsf.org/pierre-auguste-renoir
by サンフランシスコ人 (2015-09-30 03:21) 

コザック

>サンフランシスコ人さん
コメさんきゅ(^^)/
色のないルノワールも味がありますネ☆
by コザック (2015-10-03 21:27) 

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