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「角川 短歌 28年7月号」を読んでた!? [書籍・雑誌]

書店で何気なく見つけた角川 短歌を久しぶりに手に取った。
なぜって、そのタイトルがゆえ。
短歌 28年7月号

短歌 28年7月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/06/25
  • メディア: 雑誌
もう30年も経つのだね~歳もとるわけです。しかしこの歌集自身も彼女自身もまったく色褪せないところがすごいです。

私は、俵万智さんの詠む歌が好きだ。ほぼすべての歌集を持っている。高校の頃はかなり入れ込んだ。第一歌集が発売の前からかなり有名だったので、迷った挙句購入。高校生にとってはハードカバーの本などかなり高額な買い物だったのが、、、ジャンプを何週間か休んで買った覚えがある!(その後発売の「サンタ・フェ」は迷わず購入したのだが・・・・;)
その入れ込み具合は、当時のアホさ加減がバレてしまうので書けないが、一つ、、、古文の百人一首のテストで「サラダ記念日」の一首を書き、先生大激怒!死ぬほど補習させられ百人一首を覚えさせられた。(私の百人一首の知識はここで形成された)

第一歌集というものは、歌人にとっても作家にとってもその後の活動にかなり影響を与えてしまう。そんな意味で、彼女の歌人としての運命を決めた歌集だ。何十もの歌が載せられているが、無駄な歌がない歌集と思っている。それだけ編選がすばらしいと思う。

この歌集は、その後引っ越しでどこかに入ってしまい、何度も買いなおしている。(私の部屋には少なくとも5冊の「サラダ記念日」があると思う)

本誌は、俵万智本人のロングインタビューやその年下世代の座談会や本人の新作なども掲載されておりとても満足な一冊でした。

昨日、帰省の電車内で読み切ったが、再び「サラダ記念日」を声に出して読んでみたい気分だ!?
#そしてまた一冊私の部屋に「サラダ記念日」が増えるのだ。。。

サラダ記念日―俵万智歌集

サラダ記念日―俵万智歌集

  • 作者: 俵 万智
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1987/05/08
  • メディア: 単行本




<おまけコーナー>(ダンキチナオミ?)

実家の花ばな、あしなが蜂が蜜を吸いに来ていて危険でした。

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桔梗が美し
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珍しいハイビスカス。
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これ花???
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このあとこれらの花々はそのままお墓参りのお花となりました。
そして、そのお寺。蓮がたくさん。

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コメント 4

coco030705

こんばんは。
俵万智さんの短歌、最初は衝撃的に新鮮でしたね~!
こんな本が出ているとは知らなかった。今度書店でみてみますね。
by coco030705 (2016-07-18 22:05) 

コザック

>coco030705 さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
たしかに最初は本当に衝撃的でみんな口ずさみましたものね。
たぶんこの雑誌は、私に「読んで~読んで~」と言ってたんでしょうね。いつも立ち止まらないところで見つけちゃったんです。

by コザック (2016-07-19 00:36) 

TaekoLovesParis

私も「サラダ記念日」が出た時、こんな日常に密着したふつう言葉の短歌があるんだ、と驚き、新鮮でした。俵万智人気で、早稲田を志望校にする人がふえましたね。
by TaekoLovesParis (2016-07-20 13:59) 

コザック

>TaekoLovesParisさん
nice!コメさんきゅ(^^)/
遅レスすまぬ(ペコ)
そうですよね。初めて彼女の歌を読んだときには、本当にふつうの言葉で、かつ衝撃的なものでした。
早稲田の志望が増えたんですね(^^)
たしかに早稲田の文学部にはこんな人がたくさんいるのかと思いました!理系だったので当時は未知の領域でした。
by コザック (2016-07-23 10:13) 

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