山種美術館で「川端龍子－超ド級の日本画－」展を観てきた！？

山種美術館で「川端龍子－超ド級の日本画－」展を観てきました。



蒸し暑いなかあの恵比寿からの坂を登ってみてきました。



土曜昼ごろということで、それなりに混雑していました。
日曜美術館効果ってすごい！

ここのスゴイところは、いつ来ても必ず和装の客がいるということ。
文化ってこういうところに現れるんでしょうね☆
※渋谷の盆踊りがあったからかなぁ～？？

構成はこんなん。
第１章　龍子誕生　－洋画、挿絵、そして日本画－
第２章　青龍社とともに　－「会場芸術」と大衆ー
第３章　龍子の素顔　－もう一つの本質－
第二室には
　体感・玉堂・龍子の合作　
　龍子と信仰　

観てきましたよ！「火生」日本武尊です。
すごいパワーです。観ているだけでパワーが伝わってきます。
入口にあるものだから前のめり気味に鑑賞できます。

とにかく、「会場芸術」という展覧会で味わってナンボの作品のため迫力も満天。
決して大衆迎合ではないそのアピール度合いがたまらん。

群青で青と白で波を再現の「鳴門」はとても新しい色具合！

そして透明の戦闘機である「香炉峰」
原寸大にこだわったこと作品！はみでてますよ！

同じく屏風の「草の実」は黒面に金などで草木を描いておりますが
琳派とはちょっと違う味付け！

総じて思うのは、龍子は、黒と青の使い方が非常にウマイ！（上から目線）

そして、もういいお爺さんになってからも画題に飢えており
金閣が放火された際も、すぐに現地に飛び描き上げた「金閣炎上」

どれをとってもエネルギーの塊でした。

後期の写真撮影ポイントは「八ツ橋」が飾られておりました。



※ちょうど私のときは、人がハケてパチリ

帰路も暑いなか坂をくだってまいりました。

そうそう、作品のなか多数が大田区立龍子記念館の出展、青龍社あとということですが、一度行ってみたいです。

公式サイト：http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

コメント 4

こんにちは。
これはすごい展覧会ですね。最初にTaekoさんのブログで観て、その独特の個性に魅かれ、観に行くことにしました。お盆過ぎに
行きます。損保の吉田博展とともに。
「八ツ橋」も有名な根津美術館のカキツバタ（？）とはちがって、とんがってませんか？すごく面白いですね。実物を観るのを楽しみにしています。
by coco030705 (2017-08-06 11:14) 

＞coco030705 さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
Taekoさんところで予習＋日曜美術館復習したので万全の状態で鑑賞。暑かったけど。
8月中ですものね！お盆過ぎ！まだまだあの坂は暑いでしょうが楽しんで鑑賞してきてください。
屏風は、おなじような題材でも大きいだけに描く方の印象によって少しの表現で感じ方も変わってしまいますね。そこらへんいとおかし☆

by コザック (2017-08-06 22:57) 

きょうは長寿台風一過で暑い日でしたね。坂道を登って暑いの、よくわかります。ようやく着いて撮った2枚が最初の写真ですね。
ここは、和服（ゆかた）で来ると２００円割引なんですよ。でも、２００円のために着物着なーい、って友達とにくまれ口をたたいたりしてます。
カフェも落ち着いてて、いいですよね。ちょっとお高い和菓子、最近、食べてないので、いつかまた、ゆっくり、って思ってます。

＜「鳴門」はとても新しい色具合！＞　→　これ、いいでしょっ。群青色が美しいし、青と白で波がせまってきますね。
屏風の写真、見たかったです。ありがとう。太い横線で八ッ橋が表されている光琳のと違って、縦線入りの橋でやさしく表現されているんですね。ところどころに白い花が配置されているのもいいなぁ。

by TaekoLovesParis (2017-08-08 22:49) 

＞TaekoLovesParis さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
暑かったですね。翌日になりましたが、今日はもっとすごかった！インフルエンザ並みの気温でしたね☆
坂を登った先のあのフルーツ店で冷たい桃とか食べたいなぁと横目に美術館入るのですが、帰るときにはケロって忘れています。損なお店です。
和装で入ると２００円引きなんですね。ＪＡＦ引きより高いなんて日本文化ファーストな美術館らしいです。私は持っていないですけど・・・；；
「鳴門」の青はとてもよい青です！白との対比が素晴らしい迫力を創り出してくれています。夏に観るとなおさらですね。
八ツ橋は、、俯瞰してみると素敵な構図ですよね。白い花のアクセントも素敵☆
by コザック (2017-08-09 21:11)