SSブログ

ポーラ美術館で「100点の名画でめぐる100年の旅」展を観てきた!? [美術館]

ポーラ美術館で「100点の名画でめぐる100年の旅」展を観てきました。
開館15周年ということで、豊富なポーラのコレクションを一気に公開です。

DSC_0673 (490x263).jpg

ちょっと時間があいてしまいましたが、ようやくアップ。

ロビーから見えるウサギさんも芸術の秋の装い。

DSC_0675 (490x273).jpg

さあ、行ってみましょう。

DSC_0694 (490x275).jpg

展覧会の構成は、こんな感じ。各年代からのコレクションを時系列に並べられており当時の流行が推し量ることができるようになっているのです。こんなことができるのは、国立以外ではポーラぐらいでははいでしょうか。。。。

01.1860年代-1870年代 大自然を歩く 印象派前夜
02.1870年代 雲と煙 モネとモダニスム
03.1870年代 人物の探究 セザンヌとドガ
04.1880年代 光を描く モネからスーラ
05.1880年代 美しき女性たち マネとルノワール
06.1880年代 カンヴァスの上のサムライたち 日本近代洋画の黎明
07.1890年代 印象派の向こう側 ポスト印象派の挑戦
08.1890年代 モネ、水の世界へ
09.1900年前後 1900年 時代は動き、芸術が変わる
10.1900-1910年代 色とかたちの冒険 フォーヴとキューブ
11.1910年代 Bonjour! 巴里 パリと日本の画家たち
12.美の競演 女性像にみる西洋と日本
13.1920年代 薔薇とキャベツ 静物画の魅力
14.1920年代 描かれた日本のエレガンス 洋画の美人画
  → 岡田三郎助 の「あやめの衣」はココ
DSC_0708 (490x274).jpg

全てではないですが、著名人による解説が書かれています。
DSC_0707 (258x490).jpg

15.1920年代 パリに集う異郷人たち エコール・ド・パリの肖像
16.1930年代 魔術的芸術の魅惑 シュルレアリスムのひろがり
17.1930-1940年代 実りの季節 マティスとピカソ
18.1940年代 画家たちと戦争 揺れる時代の絵画
19.1950年代 戦後の絵画 写実と抽象のはざまで
20.1960年代 それぞれの宇宙 描かれた幻想

ちなみにP1グランプリというイベントをやっていて、、
100枚のなかで好きな画を投票するというものです。
私の投票した「あやめの衣」は今のところ6位でしたね(^_-)-☆

DSC_0717 (261x490).jpg

ゆっくり歩いて楽しみながら鑑賞することができました。

それから、いつものように「西洋の化粧道具:揃い物の美の系譜」など楽しんで・・・

DSC_0720 (490x266).jpg

喫茶でモンブラン!?

DSC_0726 (272x490).jpg
DSC_0727 (490x215).jpg

11月のはじめのほうの平日で行ってきたので、まだまだ紅葉は染まり始め、今ぐらいがちょうどよい見頃ではないでしょうか。ぜひ箱根に足を運んでくださいませ(^^)/

DSC_0741 (490x276).jpg
DSC_0748 (490x268).jpg
DSC_0755 (490x273).jpg

公式サイト:http://www.polamuseum.or.jp/sp/best_collection_100/

と、、ここまでは、通常の鑑賞。。。
実は、受付横の売店が「アトリウム ギャラリー」として生まれ変わり
・・・というのは前回きて知っていたのですが、前回その設営の
チラリズムで、、ぜひ鑑賞したいと思ったのがこれ。

「GIRLS START THE RIOT」橋爪彩 SAI HASHIZUME

DSC_0690 (490x274).jpg
DSC_0691 (490x276).jpg

とても素敵な写実絵画で、しかもちょっと摩訶不思議な題材。
「へんてこりんな世界に飛び込もう~♪」
・・・それは「ポールのミラクル大作戦」ここは、ポーラです(^^)

今回9点展示されていたのですが、その写実具合から本当に観ているだけで不思議な気分になります。一気にファンになりました。

DSC_0730 (490x276).jpg
DSC_0732 (490x276).jpg
DSC_0734 (490x276).jpg

なんでしょう、表情はないのですが、どこかモノ憂げで淫靡な感じがします。

公式サイト:http://www.polamuseum.or.jp/hiraku_project/01/

nice!(7)  コメント(5) 
共通テーマ:アート

nice! 7

コメント 5

サンフランシスコ人

「とても素敵な写実絵画で、しかもちょっと摩訶不思議.....」

美術に詳しい米国人を見習ってシュルレアリスムを勉強してください...美術だけでなく、映画、文学、音楽、演劇、心理学で用いられています...
by サンフランシスコ人 (2017-11-20 03:34) 

サンフランシスコ人

シュルレアリスムの礎を築いたのはベラスケス?

http://batman.blog.so-net.ne.jp/2015-11-14
by サンフランシスコ人 (2017-11-20 03:49) 

coco030705

こんばんは。
ポーラ美術館、本当にいいところですね。もう一度行きたいと思っています。
ところで、「あやめ浴衣」が6位とはすごい!きれいですものね。私も本物を観ましたよ☆
最後の写実絵画はこれは、写真を加工したものなのか、本当に描いているのか?最後のアイマスクをした女の人、すごくいんびな感じがしますね~‼なんでかなと思いますが、よくわかりません。(^-^;

by coco030705 (2017-11-20 22:42) 

TaekoLovesParis

愛嬌たっぷりのウサギさんは、フラナガンかしら?楽しくて好きです。
そして売店も楽しい「アトリウム・ギャラリー」に変わって、見てみたいです。ポーラ、しばらく行ってないけれど、展覧会も充実して、紅葉もあってと、この季節はいいですねー。
by TaekoLovesParis (2017-11-21 22:37) 

コザック

>サンフランシスコ人さん
そうなんですよね。今回の作品のモチーフもマグリットのあの作品と似ていたりしますものね。ただシュルレアリスムとまとめてしまうにはちょっと違う気がした作品だったので摩訶不思議な写実としちゃいました。あまり詳しくないのでもっと知らないといけませんね。

>coco030705さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
数あるなかでなんとなく「あやめの衣」に投票しちゃいまいた。うっとりきてしまいます。
アイマスクの作品はとても淫靡です。というか本当に色っぽい唇です。「唇よ熱く君を語れ~♪」という感じ??

>TaekoLovesParis さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
フラナガンだと思います。おしゃれされていました。
ただ調べても出てこないんですよね~今度聞いてきます。
「アトリウム・ギャラリー」はこれからの企画が楽しみです。
最初が橋爪彩さんでよかったです。印象がすごく残りますもの。
ポーラというか箱根は今の季節がとても良いです。
おそらく今くらいが紅葉の見ごろではないでしょうか。ぜひ!
by コザック (2017-11-24 00:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。