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ホキ美術館で「理想の風景が-写真とは違う風景がここにある-」を観てきた!? [美術館]

ホキ美術館で「理想の風景が-写真とは違う風景がここにある-」を観てました。
先週?平日に行ったのだが、アップをすっかり忘れていました。
11月から新企画展ということで、コレクション内の展示なのですが展示替えを待ち望んでいました。

DSC_0829 (490x275).jpg

実施の企画展は上述の「理想の風景が-写真とは違う風景がここにある-」最初の展示室。
そして最後の展示室には「第3回 私の代表作」の2点。前回行ったときと作者はほぼ変わりなしですが、作品が違っており今回も楽しめました。

この美術館ならではですが、存命のアーティストがほとんどであるため週末は作者が自らきて解説してくれるのだそうです。
1時間に一度の美術館職員による解説は最初の展示室のみですが無料なので今回も聞いてしまいました。前回とは違う知識を生きているアーティストだからこその親近感が沸く解説のためその後の鑑賞をとても興味深い時間に変えてくれます。

セピア色の画面の森本草介さん。風景画は横に横に伸びてしまっているのだそう。フランスのゆるやかな川の流れと風景の良さは横長でないと良さが出ないのだそうです。

島村信之さんの数少ない風景画も制作の裏話がきけて楽しめました。外で描くことが好きではないのだそうです。

この一つ下の階には、両氏や他のアーティストの方も綺麗な女性の作品が多数。
みなさんそうなのですが、髪の毛の柔らかさが本当に伝わってくる感じがしました。
うっとりときてしまう時間が過ごせます。

一息ついてカフェで休憩。ケーキセット。

DSC_0836 (490x255).jpg

この美術館はとてつもなく大きいわけではないけれど、コレクションも多く、しかも展示スペースを贅沢に取っているのでとても鑑賞しやすいです。もっと流行ればいいのにと思います。

最後の展示室は、私の代表作。音声解説とともに一枚ずつ鑑賞できます。画家の想いを丁寧に音声解説してくれるのでここも楽しめました。

今年は、個人的にマイブームは写実絵画でとてもたくさん観た印象があります。
写実って何だろうと哲学的にも思ってしまいます。同じ対象を観てもひとによってセンサーの違いがあり同じものを同じように見るには写真で十分。(との解説)私もそう思うし、画家のフィルターを通すからこそ美しいものが美しいと感じる作品になるのかもしれませんね。所詮は脳内の微弱電流による神経間の伝達によるものなので、さまざまな人にどのようにそのイメージを脳内に伝えさせるかは画家の腕のみせどころだと思う次第。

公式サイト:https://www.hoki-museum.jp/exhibition/

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TaekoLovesParis

もうクリスマスなんですね。このコーヒーとケーキのある空間が、左上からの光の当たり方で、芸術作品に見えます。
by TaekoLovesParis (2017-12-11 10:57) 

コザック

>TaekoLovesParis さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
たしかにクリスマスっぽい!
意識していなかったですが、机の盤面への映り込みが陽の光の低さが伝わりますね(自画自賛)
ケーキを目の前に食い気だけが先行してしまってました;;
by コザック (2017-12-16 22:52) 

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