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ホキ美術館で「スペインの現代写実絵画」展を観てきた!? [美術館]

ホキ美術館で「スペインの現代写実絵画」展を観てきました。
めずらしく、展示替え初日に来館。

何も調べずにいったので、またまたホキ美術館のコレクション展を期待していったのですが、なんとバルセロナ・ヨーロッパ近代美術館(MEAM)コレクションの展覧会であった。

スペインの画家との写実絵画に対するアプローチの違いなどが鑑賞していてとても感じたよ。
森本草介さんの作品のようにスラリとした脳内の理想を作品にしているのと異なり、見せなくていいものも再現されていたり、注目されている部分以外は意外と雑に描かれているものもあったりといろいろあるなぁと感じさせらる。

そもそも過去写真が出てきたときには、画家の一部は職が奪われるということで写真家に転身した人もいたとのことだが、写真は写真である。写実って何が写実なのか、という禅問答みたいな問いがまさにこの種類の作品を見ると感じる。だって、そもそも見るということ自体が、本物を目を通して電気信号になり脳が認識することでしょう。画家が写実で描くことこそ、その画家が感じた本当の写実な気がします。(写真がいいとか悪いとかいう問題ではない)そこに書く人ごと見る人ごとの違いがあってしかるべきだと思ふ。

ひとつ、初日だからか、何かしらの解説ツアーが展開されており、声が大きくてうるさかった。
ツアーでお金払っている人に解説するのはもっともなサービスではあるけれど、基本美術館は静かなところなので、解説の方も声の大きさは少し考えてほしかった。解説の列をはずしてはずして鑑賞したがどうしてもかち合ってしまう瞬間もありちょっと不機嫌。

雑記:駐輪場に自分以外のバイクが停まっていたところに初めて遭遇した。なにしろ展示替え初日ですからね~(^^)/

DSC_3891 (520x293).jpg

この日は、グーグルマップにあっちこっち振り回されて疲れて帰ってきちゃった。。

公式サイト:https://www.hoki-museum.jp/exhibition/index.html

※これでやっと蓄積された宿題が吐き出されました\(^o^)/

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TaekoLovesParis

「スペインの現代写実絵画」サイトを見たら、いきなり、おじいさんの首がごろんに度肝を抜かれました。日本人からすると、かなりグロです。しかしー、マドリッド駅前広場に子供の顔だけの大きな彫刻があったのを思い出しました。それも有名なアントニオ・ロペスの作品とあとから知ったのですけどね。ホキのコレクションは、人物、風景共に綺麗なものをリアルに描いてるから、綺麗ですが、スペインでは対象を綺麗なものにしない、画家が興味を持ったもの、なんですね。写実=リアリズムで、写実=美しいではない、と改めて認識しました。

by TaekoLovesParis (2019-06-05 11:03) 

コザック

>TaekoLovesParis さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
そうなんですよ、スペインの画家のアプローチは、キレイなものも醜いものもすべて表現する。画家の眼が感じたものを描いているのが写実・・なのかな???よくわからなくなってきた。
ホキのコレクションもスペインに貸し出すらしいので向こうでどんな反応なのか興味津々です☆
by コザック (2019-06-05 22:27) 

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