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上野の森美術館で「怖い絵」展を観てきた!? [美術館]

上野の森美術館で「怖い絵」展を観てきました。

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できれば雨の日に行きたかったのですが、駅のポスターなどが張り出され始め早めの来訪がいいかと思い、開場時間に合わせていくことに。5分前に到着したがチケットは並びなし。が、すでに長蛇の列。ただ15分ほどで入場できました。
この混雑なので音声ガイドを借りることにしました。

まぁとにかく人が多いこと。そして中野京子先生効果なのか美術館に普段来ないような方々もたくさんいててんやわんやでした。混雑時によくありがちな、大きな画の目の前に人が重なったり、画の目の前にいるのに次の画を観ていたりとちょっとイケてない感じでした。
そして背の高いおにいさん達が目の前に行くものだから見えないのだよ~。私と同じくらいの170cm以上の方は後ろからでも見えるハズなので前の列は身長低い人に観させてあげればよいのにね。

構成はこんな感じ。

第1章 神話と聖書 ウォーターハウスの「キルケー」や「セイレーン」はココ
第2章 悪魔、地獄、怪物 フューズリの「夢魔」はココ
第3章 異界と幻視
第4章 現実
第5章 崇高の風景
第6章 歴史 ドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」はココ

ジェーン・グレイの絵は、こんなにも大きいものかとちょっと驚きました。
解説にもありましたが、まさに舞台のクライマックスシーン。
純白のドレスが観る人の視線を一点に集中させてくれます。

そして、、その横にあるのが、模写とはいえこの大きさで鑑賞できるジェリコーの「メデューズ号の筏」みなさん通り過ぎていましたが、これさえもなかなか日本に来ないものなので、じっくり鑑賞です。

83点ほどの展示ですが、混雑なので2時間かかってしまいました。
もう一度、京子先生の「怖い絵」シリーズを読みたくなるような展覧会でした。


上野の森は構造上混雑をさばけるものになっていないので今回も入口と出口をどうするのか、注目でしたがやはりダメでしたね。結局入口とミュージアムショップへの経路は同じドアにならざるを得ず混乱してましたね☆

音声ガイドの感想はというと、、、、フジテレビが協賛なら、フジのアナウンサーでよかったのに。わざわざ吉田羊である必要はなくナレーションの上手い人が希望です。中野京子の肉声解説ももともとしゃべる人ではないので会場内での解説という目的からするとやはりナレーションの上手なアナウンサーがよかったのではないでしょうか。たぶん550円の50円分は吉田用(笑)でしょうね☆

出口のウォーターハウスの「オデュッセウスに杯を差し出すキルケー」の実物です。
鏡に映る自分を楽しむ演出です。(私は写ってません;;)

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正午過ぎに退館した際には、ナント60分待ち!

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まだ朝一でよかったと思った(^^)

公式サイト:http://www.kowaie.com/
      http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=226

怖い絵

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  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2009/05/28
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