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『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』を観てきた!? [映画]

『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』を観てきました。
たまたま近くで上映していたのと、この手の作品はすぐに終わってしまうので公開週に観賞。

タイトルはこうなっていますが、原題は「The Price of Desire」そして、物語はアイリーン・グレイのことがメインでもちろん主役なのですが、日本での知名度からかル・コルビュジエが冠になってしまっている邦題になってしまっています。「アイリーン・グレイの愛の住処」とかでよかったのではないでしょうか....

物語は、家具インテリアデザイナーとして成功を収めたアイリーン・グレイは家は住む人の生活と一体となるコンセプトをうちだし自身の別荘「E.1027」を設計し南仏の海辺に建築誌の編集者のジャン・バドヴィッチとの住処を立てる。その別荘は尊敬するル・コルビュジエのコンセプトを元にしていた。

しかし、ル・コルビュジエは、その家に住み込み新しい現代的なコンセプトで完成された「E.1027」に自らの壁画を描いてしまう。

長い間コルビュジエの作とされていたその別荘は、アイリーンに対するコルビュジエの嫉妬が隠されており近代になり建築家としてのアイリーンの功績として称されることとなる。

うーん当作品を観ると、、、コルビュジエのゲスの極みが見え隠れしてしまいます。

アイリーン役のオーラ・ブラディは46歳役から始まるのだが、とても良い歳を重ねているようで美しい。自身に満ち溢れるその姿には憧れさえ抱かせてくれる演技が光ります。
そんななかで、愛憎をめぐる物語が絡んでいるところが面白い。前提知識があればもっと楽しめただろうなと思った。

エンドロールでアイリーンと対比されコルビュジエの功績も説明されるが、その後アイリーンの「E.1027」が復元されたことや建築遺産とされていることが紹介され安心した。。

公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/

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