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『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』を観てきた!? [映画]

『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』を観てきました。

19世紀を代表する彫刻家であるロダンの没後100年を記念して製作されたという作品です。
弟子であるカミーユ・クローデルとの愛人関係からのやり取りと、内縁の妻ローズとの関係などを作品の制作をとおしてストーリーを構成している。

劇中、モネやセザンヌとの交流の場面も登場します。
また、日本人のモデルでもある花子なんかも登場します。

西洋美術館で観たことのある作品たちが多数ありとても興味深い。
彫刻では
・カレーの市民
 http://collection.nmwa.go.jp/S.1959-0008.html
・私は美しい
 http://collection.nmwa.go.jp/S.1959-0028.html
・地獄の門
 http://collection.nmwa.go.jp/S.1959-0045.html

素描や版画では
・裸の女たち
 http://collection.nmwa.go.jp/D.1959-0066.html
 http://collection.nmwa.go.jp/D.1959-0067.html
・うずくまる裸婦
 http://collection.nmwa.go.jp/G.1959-0025.html

などなど、とても親近感わいてくる。

最後の場面で、彼の作品の行く末に大きく影響した「バルザック像」の展示風景が紹介され、箱根の彫刻の森美術館の様子が紹介されていました。日本のコドモがバルザックで「だるまさんがころんだ」をしていたのが印象的。http://www.hakone-oam.or.jp/specials/2011/hariko/rodan.html


ただ、、、映画作品として、退屈極まりなかった。伝記的な意味合いが強いことなのだろうが、120分の上映時間なのだが、いつ終わるのか何度も時計を観てしまった。

自分なりに原因を考えていたが、なによりB.G.M.がないに尽きる。音楽は流れていたが、全体的には2、3シーンしかなかったです。生活の音しか聞こえないこの作品は日々のセリフでしか抑揚がなくストーリー全体も抑揚がないのが原因だった気がしました。音楽って大切っ!って改めて思った。

公式サイト:http://rodin100.com/

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