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『レッド・スパロー』を観てきた!? [映画]

『レッド・スパロー』を観てきました。

お色気や言葉たくみに相手の心理を操り、必要な情報を手にするという極秘部隊であるスパイ。そんなスパローに選択肢なく組織に属する叔父にさせられてしまったのが主人公ドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)。そして、ロシアで諜報活動をしていたCIAのネイト・ナッシュ(ジョエル・エドガートン)。彼は、情報元を守るためわざと発砲してしまう。そして彼はロシアを逃れハンガリー・ブタペシュトに。そこでナッシュから情報元を聞き出す役目をもらったのがドミニカ。もう最初っから騙し合いでハラハラドキドキ。ドミニカの本心はどこにあるのか。見ていても全く分からず。。ナッシュとの恋の行方が予告では挙げられたが、そんな素振りはあまり感じられず。。。そして彼女が最後に手にしたものは。。

ハンガーゲームの監督がまたしてもジェニファー・ローレンスで一儲けを企んで挑んだ作品。(めっちゃウガンダ味方だ)
この手の作品としては、とてもよくできていると思った。

ただ、拷問シーンなどが何度か出てきて、ちょっと目を背けてしまう。電動ピーラーってああいう風に使ったらダメだと思うよ☆ああ、思い出しただけで寒い。

メアリー=ルイーズ・パーカーは、Redでのヒロイン以来の久しぶり。Redでのチヤホヤから想像できないほど雑な扱いでした。舞台女優だけあって顔だちが派手なのでアル中具合も半端なく迫真せまってた。こういうヨゴレ役こそ真価を発揮する女優だと思う。嫌いじゃない。

ということで、拷問シーンに耐えられる方は、このスパイの心理戦を楽しめると思います(^^)

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/redsparrow/

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『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』を観てきた!? [映画]

『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』を観てきました。

予告編で興味をそそり、観てきました。リュック・ベッソン監督作品なので、できれば3Dで観たかったのですが、近くで上映がなく2D字幕。ヴァレリアンとは銀河をパトロールする捜査官名前、そして千の惑星とは、ISSの未来形。アルファ宇宙ステーション。補給、さまざまな訪問者がドッキングを繰り返し、肥大化、多種多様な生命体がくらすステーションとなり、地球の重力から切り離し、宇宙を放浪することになる。

優秀な捜査官のヴァレリアンとローレリーヌは、ペアで捜査をすしているが、ある時極秘ミッションを命令される。それは宇宙で最後の「変換器」が盗まれ、それを取り返すこと。だったのだが、その変換機には司令官との間に深いナゾが存在した。

とても楽しめましたね。ナゾの作り方もよいですし、後半に向かって謎が一つ一つ解かれていく展開もよいです。137分とちょっと長めの作品でしたが、ほとんどその時間を感じさせない時間でしtた。 続編もありそうなのですが、それも楽しみです。

ヴァレリアンにデイン・デハーン。30歳を超えているがまだまだ若者青春モノがにあります。そしてローレリーヌにカーラ・デルビーニュ。とても印象的な美女は、宇宙服がとても似合います。

ちょっと予告編補足ですが、壁を飛び越えるのは、私勘違いしていたが空間転移と化しているのだと思ったら、あれは強固なスーツでどんな壁もぶち壊しながら走っているすがたでした。まぁ空間転移よりは現実的。そして、あのナース姿への変換は、なんにでも変身できるバブルちゃん。リアーナが演じています。とても悲しい宿命のなかとてもいいアクセントになっていました。彼女の踊りだけでも見る価値があります。

原作があるとのことですが、いろんな宇宙作品の要素が入っており、なおかつその過程での物語のため、なんだか本当にありそうと思わせてくれるSFでした。楽しかったです。

公式サイト:http://valerian.jp/

※桜は、この陽気で一気に満開から少し散り始めましたね。私は体調くずし年度末なのにほぼ一週間休養を余儀なくなされました。もう花粉なのか風邪なおんかわからん!。。みなさまも気を付けて!

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『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を観てきた!? [映画]

『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を観てきました。

予告編で何度も「んっ~!」といきんだ声を出していたので、これは字幕で観るしかないと思いたち鑑賞。

物語は、ご存知のとおり。(テヌキ)

今回お話は、女王卑弥呼と邪馬台国のお話。古代の日本の地図なのに、日本書紀でも古事記でもなく地図などは英語で書かれていました。なるほど、、卑弥呼はバイリンギャルだったのね~とちょっと納得。あの時代にあの仕掛けを作れていたとなると、まさに宇宙人ですな。矢追さんの専門分野です。

物語的には、結論の知っている作品なので、安心して鑑賞できていますが、映像的な進化も観られそこそこ楽しめます。この手の作品の迷宮は「インディジョーンズ」から発展していないんですよね~どれだけ偉大な作品だったかを古きを知って新しきを知る!(ナンノコッチャ)

主人公のララ(アリシア・ビカンダー)は、かわいらしくも理知的で勇敢!「んっ!」といきむ声も何度かありました。きっと便通もよろしいんでしょうね(^_-)-☆

ルー・レン役のダニエル・ウーは、もうちょっと活躍するかと思いきや、なんと!ちょい役。無駄なイケメンでした。

オトッツァン役はドミニク・ウェスト!以外に出番が多かった。しょうがないか。

最初っから悪い顔つきしていた部下のアナ(クリスティン・スコット・トーマス)はまり役です。

次回へのつなぎ方がマーベルほど色濃くどぎつくないので、伏線はこのくらいがよいのではないでしょうか☆

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/tombraider/

==おまけ==

近くの公園。6分咲きでしょうか。

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『ちはやふる 結び』を観てきた!? [映画]

『ちはやふる 結び』を観てきた!?
「ちはやふる 上の句」「ちはやふる 下の句」の続編ということなのですが、千早たちかるた部が3年生となった最後の大会を追うことになる。

2年の近江神宮での全国大会で敗れてから翌年の全国大会までの期間が描かれる。藤岡東高校に通う新は全国大会で千早たちと戦うことを目標に、かるた部創設し準備をすすめる。そして瑞沢高校競技かるた部は新入生を2人迎える。彼らに振り回されながらも成長しながら全国大会に向かうことになる。しかし、そんななか太一が大学受験をひかえ大会を前に退部してしまう。

今回新(新田真剣佑)は、あまりかっこよく描かれていなくて、太一(野村周平)がめっちゃかっこよく描かれていました。広瀬すずは、なぜか汗をかいている姿がよく似合います。彼女の代表作といってもよい作品だと思います。

3年生の焦燥感やらひっくるめてなんて爽やかな作品に仕上がっているのだろうと思った。
感動あり、スッキリ感あり、悩みアリととても充実した作品でした。

公式サイト:http://chihayafuru-movie.com/

==おまけ==

一日雨でしたが、先週末いつもの植物園でパシャリ[カメラ]してきましたさ。

熱海桜というものらしい。

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あせびちゃん。

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トサミズキ

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福寿草は、もう襟巻の緑だけ、その隙間に、白やピンクの梅の花びらが敷き詰められていてとても鮮やかな色彩でした。

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寒桜と椿。

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ヒメリュウキンカは、ちょっと咲き頃を過ぎた感じ。

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ミツマタ

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マグノリア(モクレン)

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霜降りの椿。A5ランクでしょうか(^^)

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レンギョウ?

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ツツジのノーブルな紫ピンクがまぶしいです。

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さて来週はソメイヨシノさんが咲き誇っているでしょうか☆

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三菱一号館美術館で「ルドン−秘密の花園」を観てきた!? [美術館]

三菱一号館美術館で「ルドン−秘密の花園」を観てきました。

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[るんるん]雨のなか呼び出すなんて~あなたってどういうつもり!?(seiko?)
呼び出されてない、、雨だからわざわざ行ったんです。

なぜかというと、、、こんなページを発見。
なんと丸の内南口から三菱一号館美術館まで濡れずに行けるんです。
こんなサイト
舞浜行きの京葉線に向かっていけば途中に出てきます。

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ずっと何度も行っていたのに気が付かないなんて!

そしてルドンの作品。
なんといっても今回の目玉は、三菱一号館所蔵のグランブーケがあった、ドムシー男爵城館の大食堂の壁画がすべて集結!それはそれは圧巻でした。。とはいかないまでも、本物がすべて鑑賞する
ことができたのは、とても感慨深い展示でした。

作品自体は、すべてを同じ部屋には収まらず、各部屋に分散して展示されていましたが、迫力や雰囲気を味わうことができました。

そして、いつもの写真撮影部屋では、ミニマムな縮尺にしてレプリカで部屋を再現。
それこそ雰囲気満点!

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そのほか、ルドン「黒」の時代では、有名な作品多数。
なんであんなにも摩訶不思議な作品を描くようになったのか、、そんな解説も生い立ちから師事した師匠からなどとても詳しく述べられており。まるっとルドンを感じられる展覧会です。

晩年の色彩豊かな花と人物のコラボ作品も多数展示されており。
ふんわりした気分になって出口を迎えられます。

雨のお庭もオツなものです☆

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ちなみにこんなページも見つけました。

==以下、サイトより抜粋==
■快適にご鑑賞いただくために ①歩きやすい靴 三菱一号館美術館は、木床の材料を含め、1894年竣工の建物を可能な限り忠実に復元しております。 そのため、展示室等において靴音が響きやすくなっておりましたので、一部を除く展示室にカーペットを敷き、より快適な空間でご鑑賞頂けるようにいたしました。

→なんてことを!木床だったからこそ、靴音が響き逆に静寂が感じられるというのに。。。
 やはり開館当初の木床が私は好きです。。。

公式サイト:http://mimt.jp/redon/

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『ブラックパンサー』を吹き替えで観てきた!? [映画]

『ブラックパンサー』を観てきました。

略すと女性用下着の上下セットになってしまうので、ちゃんと書いてます。
しかしながら、、ワコールにこんなサイトが。。。。

ストーリーは、世界の最貧国に挙げられるアフリカのワカンダ。しかし実際は絶大なパワーを秘めた「ヴィブラニウム」が取れ超文明の発達した国である。その国王ティ・チャラはブラックパンサーとして活躍するという設定。
そんななか、世界で戦う武器さえ持てないアフリカ出身の人間がいるなか、ワカンダの資源と技術を明るみに出さずに見過ごしているだけでよいのか、しかしこれを隠し通してきてワカンダは代々平和を守ってきた。このなかで国王は葛藤を覚えるが・・・。

主演の国王ティ・チャラにチャドウィック・ボーズマン。アベンジャーズですでに顔見せしているので違和感なかったが、ちゃーんと国王していました。そして悩めるヒーローもやってました。

そしてヒロインのナキアにルピタ・ニョンゴ。丹精な顔立ちでヒロイン顔です。しかも髪型の毛玉がなぜか超かっこいい。

ワカンダを裏切った国王の弟である父を殺された恨みに燃えるキルモンガーにマイケル・B・ジョーダン。おいらてっきり、ネイマールが出ている!とすっかり勘違い。しかし後半髪型がネイマールカットでなくなると、、やっぱ違うのかと気が付く。出演するわけないか。

なんとも役柄的にかっこよかったのは、国王に仕える親衛隊の長オコエ(ダナイ・グリラ)、なにしろセリフから戦う様から何もかもかっこいい。惚れてまうやろ~。。。

国王の妹シュリにレティーシャ・ライトシ。軽いノリです。吹き替えだったのですが、日本語役はモモクロの百田夏菜子。軽いセリフがよく似合いました。

といった具合。全体的によーくまとまっていて楽しめる作品です。
いろいろと人類のかかえる問題についても掘り下げているので戦う理由付けがちゃんとしているところがいい。CGも全体的に荒唐無稽な技術でなくありそでなさそうな感じの設定がすばらしい。

そうそう、韓国のシーンでは、なぜかクルマがトヨタとレクサスががっちり使われていました。ヒュンダイでいいなじゃいと思ったけど。日本人としてはうれしい限り。

エンドロールあとには、そこはマーベルの一部、ちゃーんと次作の宣伝が差し込まれていた。これがなければ単体でもよい作品だと思ったのになぁ~

公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther.html


==おまけ==

お墓参りの帰りに花菜ガーデンへ行ってきました。

お寺の彼岸桜。

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そして花菜ガーデンへ。

ミモザ。。。カクテルじゃないよ。

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スイセン。たくさん咲いていた。

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クリスマスローズ。かな?

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ヒヤシンス。花粉症の私でさえ良い香りが感じられた。

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クロッカス。儚くかわいい。

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なんだろう、、、名前が出てこない。

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菜の花。群生が似合います。

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春だなぁと感じた。

そうそう、、自宅そばの箱庭桜公園(こざっく命名)ではソメイヨシノが開花したかとみてきたら。。さすがに咲いていませんでした。寸止め状態。明日咲くね。

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今年のラズベリー&アカデミー(^^)v [映画]

いろいろギックリしたり花粉だったりと一年で一番大事な日にいろいろあったりしたりして記事に書けずに早10日。一年で一番大事な日、、、アカデミーの前日です(^^)/

★ゴールデン・ラズベリー賞☆

◇作品賞
「絵文字の国のジーン」

◇主演男優賞
トム・クルーズ(「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」)

◇主演女優賞
タイラー・ペリー(「タイラー・ペリーのまた出たぞ~! マデアのハロウィン2」)

◇助演男優賞
メル・ギブソン(「パパVS新しいパパ2」)

◇助演女優賞
キム・ベイシンガー(「フィフティ・シェイズ・ダーカー」)

◇スクリーンコンボ賞
絵文字(Any Two Obnoxious Emojis)(「絵文字の国のジーン」)

◇リメイク賞
「フィフティ・シェイズ・ダーカー」

◇監督賞
トニー・レオンディス(「絵文字の国のジーン」)

◇脚本賞
「絵文字の国のジーン」

うーん、、絵文字とセクシー変態系です。邦題は「変態仮面」にしてほしかったです。
いずれも未鑑賞です、、残念。毎年偏りがあるのがちょっと残念


★アカデミー賞☆

◇作品賞
「シェイプ・オブ・ウォーター」 ・・これも本当に納得。ギレルモ色満載で美しくも切なかった。

◇主演女優賞
 フランシス・マクドーマンド「スリー・ビルボード」

◇主演男優賞
 ゲイリー・オールドマン「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
 ・・公開たのしみですね。

◇監督賞
 ギレルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター」
 ・・やったねギレルモ監督、彼の世界観は日本人好みだと思う。

◇脚本賞
 「ゲット・アウト」(ジョーダン・ピール)

◇助演女優賞
 アリソン・ジャネイ「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

◇助演男優賞
 サム・ロックウェル 「スリー・ビルボード」

◇美術賞
 シェイプ・オブ・ウォーター(ポール・デナム・オースタベリー、ジェフリー・A・メリヴィン、シェーン・ヴィア
 ・・あの生物はよくできていました。ほかの造形もすごかったです。

◇音響編集賞
 「ダンケルク」 ・・なっとくです。この迫力がすごかった。

◇録音賞
 「ダンケルク」

◇視覚効果賞
 「ブレードランナー 2049」

◇長編アニメ映画賞
 「リメンバー・ミー」

◇メイクアップ&ヘアスタイリング賞
 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(辻一弘)
 ・・さすがの受賞です、よいものは選ばれるのですね☆

アカデミーはいろいろあったけど、よいものが選ばれた!という年だった気がします。

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『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』を観てきた!? [映画]

『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』を観てきました。

2週続けてのサリーちゃんですよ。さすが魔法使い!
だけど、よし子ちゃんもスミレちゃんも出てきません。
イタズラ好きのカブも出てきません!
だけど、強欲な実業家兄は出てきます。
意地悪な叔母も出てきます。
ここまでいくと、シンデレラのような配役です。

リウマチで身体が不自由ながらも絵を描くことが好きなモード(サリー・ホーキンス)は、叔母の家に預けられているが、兄が事業の失敗から実家を売ってしまったことを知る。サリーは独立するために仕事を探し始める。ある日商店の掲示板で家政婦募集を見つける。彼女は、体当たりでその家に住み込みで働くことになる。雇い主はエベレット・ルイス(イーサン・ホーク)、魚の行商を主業に孤児院の手伝いなんかもしている。彼の家は小さいながらも家事をこなしていく。無骨なエベレットは、少しでも働かないとクビにしようとする。しかしある日、依頼した魚が届かないクレームを言いに来たサンドラ(カリ・マチェット)が彼女の壁に描いた絵を気に入る。そんな折、魚の注文カードの裏に描いた絵をサンドラは、言い値で買い取る。それを機にモードは画を描きまくる!そして売りまくる。いつしかテレビにも紹介されるようになり彼女は有名人になる。名声を得た彼女は、一族の恥と言い放っていた叔母と対面することになるが、、そこで一族で幸せになったのはモードだけだという。そしてそこで若き頃に障害があり死んでしまったという娘が生きていることを告白される。。。。。

キラキラしたサリーよりも、こういったサリーのほうがなんだか似合っている。
実物は、バッチリハリウッド女優なんだけど、幸薄い系をみごとに演じるしかも自分はとても幸せな感じを醸し出す感じが素敵です。

夫イーサン・ホークは、本当に魚の荷車を押すのが似合います。これが似合うのは、高倉健以来の快挙だと思います。「自分は不器用ですから・・・」と言わせたくなります。

お友達の裕福ご近所さんのカリ・マチェット。最初ミランダ・カーだと思った。なんでそう思ったかというと、、、黒烏龍を飲んでた。。。。CMに影響されすぎ。
こういうお友達がいてくれるのは大切なことです。夫婦喧嘩で家出してきても部屋を用意してくれ泊めてくれるんですもん。こういう友達がいれば、夫も折れて迎えにくるものです。

最後のエンドロールでは、彼女の作品たちとともに在りし日のモードが小さい家のなかで夫婦仲良くし、画を描いている映像が流れます。本当にかわいらしい幸せな顔をしていました。

なんのことはない、ラブストーリーですがゆるりと見るには良い作品です。

公式サイト:http://shiawase-enogu.jp/


==おまけ==

強烈な花粉で、涙も鼻もくしゃみもひどかった一日だが今日を逃したら梅は散ってしまうと思い行ってきた。

いいね!
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私の好きな黄緑の梅
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つつじが咲いていました。
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めずらし系の椿。
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もう春ですな~(^^)/

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『シェイプ・オブ・ウォーター』を観てきた!? [映画]

『シェイプ・オブ・ウォーター』を観てきた!?

昨年の『ラ・ラ・ランド』同様にアカデミー&ラズベリーの前に話題を観ておこうというミーハーな考え。

ラブ・ファンタジーということでカップルが多かったです。私の見た劇場は、小さめということもありほぼ満席。

で、ストーリーはというと、予告編のとおりです。ただのファンタジーだと思ったら、イケメン大統領の前の時代。冷戦のさなか宇宙合戦が熱を帯びる少しまえの時代背景という設定。それゆえにソ連の人たちのスパイなどの背景も描かれていて意外とベースはしっかりした設定となっている。

そんな時代背景だからか、研究の責任職の方は、国差別や性差別発言がたくさん吐き捨てます。アメリカ一番なところはちょっと今のむにゃむにゃ・・似ているかもね。

主人公のイライザ(サリー・ホーキンス)は、宇宙研究所で働く掃除係。しかし彼女は耳は聞こえるが話すことができない。ペアを組むゼルダ(オクタビア・スペンサー)は、彼女の理解者で通訳もしてくれる。そんなある日研究所に南米で捕獲の生物が運び込まれる、掃除のさなかその生物との交流がうまれ次第に言葉の通じない同士、親交を深めていく。ある日、生物を解剖することを耳にしてしまう。そこでその生物を助け出す計画を実行にうつす。その内容をソ連からのスパイで研究所の博士に気が付かれ、ともに協力することになる。。

ときどき艶めかしい発言や場面もありましたが、おおかた素敵なオトナのファンタジーに仕上がっていました。生きた猫をむしゃむしゃ食べるシーンや、セックスのシーンなどは、ああこれでR15ねと言った感じ。これだったら入れずにあらゆる世代に観てもらった方がよかったかもね。
まぁイライザの裸のシーンが多いのでそれでもR15指定は外れませんかね。

イライザは、その感情を最初は何も見せない。ゼルダの夫の愚痴をいつも聞いている、、しかし、女性として恋する気持ちはその生物に対しても向けられているところが細かな仕草から読み取れるところが微笑ましかった。
しかし出勤前にお風呂であんなこと毎日しているのは疲れてしまわないのだろうか、、、とちょっと心配してしまった。女性のはよくわからんが・・・・;

後半からの水の中のシーンはとても綺麗に描かれていた、ここら辺は得意がギレルモ監督の得意なところだろうか。。彼の作品は暗い色彩の作品が多いが、水のなかということでその神秘的なところが良い方向に出ていたと感じました。ただ、このキレイな場面をもう少しカットが多ければよいのになぁと思う。

オクタビア・スペンサーは、黒人女性役の女優として安定した演技です。一番安心して観ていられます。このどこにでも居そうなおばさん的なところが。

サリー・ホーキンスは、劇中でもセリフがありましたが、決して美人ではないけれどどこか魅力を感じてしまいます。ちょうど同時期に公開している「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」でも主演しており、飛ぶ鳥を落とす勢いです。たしかにそれに足りる演技力と魅力のある女優さんですね☆

ギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作とすべてこなしています。オリジナルでここまで仕上げてきたのが素晴らしいです。「パンズ・ラビリンス」の!と紹介されていますが、「パシフィック・リム」も紹介してほしいギレルモ監督。オリジナルを突き詰めるとここまでオトナファンタジーを作れるものかと思いました。そうそう、エンドロールのスペシャルサンクス的な欄の一番上にジェームズ・キャメロンの名前が、いろいろ影響を受けているということでしょうか。。。。

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/



==おまけ==
先週、私の心のよりどころであった、老舗バーが閉店しました。
そんな折なのに先週はぎっくり腰で訪問できず。。。。
始まりあれば終わりありですが、なんだか心にポッカリな感じです。

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