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『フォードvsフェラーリ』を観てきた!? [映画]

『フォードvsフェラーリ』を観てきました。
レース映画なので、とっても楽しみにしていた。

事実に基づいた作品とはいえ、あのフェラーリを悪役にしたアメリカンな作品。
題名すらちょっとヤボったく感じてしまう。
153分というちょっと長めの作品というのも新年早々どうかと思ったけれど、躊躇してはいられない。

このル・マンの話は、あまり詳しくないが、作品見始めてすぐに、シェルビー コブラやん!と気が付く。こういう成り立ちだったんですね。

主演は、ル・マンを唯一勝ったことのある元レーサーで監督であるキャロル・シェルビーにマット・デイモン、お金がない根っからのレーサーにケン・マイルズにクリスチャン・ベイル。。ぞっくぞくするやろ~。

お話は、フェラーリ買収を試みたフォードが、工場とクルマと2世であることをバカにされる。そこでフォードは社運をかけてル・マンに挑み打倒フェラーリを掲げる。大企業の荒廃のなかから、健全な熱意と友情で、わずか90日でフェラーリを倒すレーシングカーを作り上げた奇跡を通じその原動力となった信頼と愛を余すところなく映画化したものである。(どうしもスクールウォーズ調になってしまう)

何よりカッコイイ盟友たちが、カッコイイセリフを言うもんだから、いちいち胸に刺さるんよ。
フォードのアイアコッカがシェルビーにフェラーリを勝つためのスカウトをしに来るんだけど、「勝利は金では買えない、ただ、(勝利のために)金で買える人間は知っている。」とか、とか、忘れちまった!

最初は、単純なレース映画だと思っていたが、ただ速いだけでは勝てない耐久レースの世界の一部をのぞかせてくれていた。そこが楽しかった。

そして、深く感じ入ってしまったのは、やっぱり、速く走ることだけに特化したレーサーに政治を持ち込んではダメね。そんな起用なレーサーはいないわさ。ちょっといい話で終わったところに、悲しみの結末。なんとも切なく悲しく、そして熱い映画だった。だからレースは好きさ!

とにかく、私にとって、とーっても楽しい作品だった。
久しぶりにDVDを買いたいと思った作品である。

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/

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