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『地下鉄(メトロ)に乗って』を観て来た! [映画]

『地下鉄(メトロ)に乗って』を観てきました。

絶縁状態の父親が倒れたという知らせを受けたその日、小さな下着衣料品会社の営業マンである長谷部真次(堤真一)は、いつものようにスーツケースを転がしながら地下鉄で移動していた。そこに突然、亡き兄の後ろ姿を目にする。兄の背中を追って地下通路を抜けると、そこは昭和39年の東京だった。ほどなくして真次は無事現在に戻ってくるが、後日、今度は職場の不倫相手の軽部みち子(岡本綾)も一緒に昭和21年に遡り、闇市でしたたかに生きる若き日の父・小沼佐吉に出会う。その後兄の事故死の真相や、恋人みち子との関係などいろいろ糸をほぐすように自分たちの親の過去の出来事を間近に感じることになる。。。。

堤真一ももう恋人とどうこうする歳ではないだろう・・・と観ていたら、不倫相手でした。納得。でもなんだか堤真一ってシリアスな演技をしてても笑っちゃうんだよね~コント武田君に似ているからかな~。。。

岡本綾は、なんだか私生活も含め不倫のイメージが付きまとう魔性の女になりつつあるところが、ちょっとかわいそう。こういう「なんにもいらない」「一緒にいてほしい」という女性はちょっと怖いな。。。と最近思うようになってきました。実際劇中もそうだった。。。ような。

しかし見せ所は、たくさんあって、やはり親が子を思う場面というのは、ホロリときちゃいましたね~。

残念なのは、みち子が消えてしまう場面はもう少しクッキリとした演出が好ましかったのでは!?ないかな~。

なんだか話題先行のわりには、公開後パッとしないと思ったら、案の定そこそこの出来でした。描写の仕方はすばらしいと思うのだけれど、映画として120分の時間をプレゼンテーションしてくれるのであればもう少しメリハリが必要だったのではないでしょうか。こういうタイムスリップものは、その後の人生にどう影響を与えたのかが、とても重要なオーディエンスに伝えるポイントだと思うんだけどな~。

先に小説を読んでおけばもう少し感情移入できたのでしょうか!?

公式サイト:http://www.metro-movie.jp/


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