ブリヂストン美術館で「カイユボット展」を観てきた！？

ブリヂストン美術館で「都市の印象派、日本初の回顧展　カイユボット展」を観てきました。



家族が東京に出てきたので東京駅まで見送ったついでに観てきました。
雨が降ったり止んだりと不順でしたので、閉館間際もあいまって美術館は土曜の夕方とは思えないくらいすいておりました。

TXの「美の巨人たち」を観てちょっと興味が湧いてきたんですよね～んなもんで鑑賞っす。

冠に「都市の印象派」と唄っていますが、たしかに他の印象派の巨匠たちとは一線を隔すような街並みを描いたものも多いです。産業革命による労働者の貧富の格差を描いているとの見解が示されてましたが。。なんか違う気がしました。

田舎に移り住んだりしたときには、ほかの印象派のように外での鮮やかな自然美を書いてみたり、、、といろんなことやってるんですよね。点描なんかにも挑戦したりしてたり。好奇心旺盛なんですよね～。

あと、彼自身は裕福だったということもあり、他の印象派画家の画を積極的に購入したりと新規分野への造詣の深さもありましたが、画家としていろんなこころみに挑戦しているのも事実でした。年代によって、船に没頭して設計までしてしまったり、庭園にのめりこんだり、弟マルシャルは写真という新しい分野を挑戦したり、傍らにいろんな刺激がたくさんあり取り込んでいってるんですよね～。

今までにない画家の像を観た感じがしました。
一つ言えるのは、色彩だけでなく構図に対する気の配り方がすばらしかったということでしょうか。
ここでもピクチャレスク（絵になる）という言葉が出てきてましたね。
今年知った新しい言葉なんで自分のなかの新語・流行語大賞です(^^)/

公式サイト：http://www.bridgestone-museum.gr.jp/caillebotte/


そういえば街はハロウィンから一転クリスマスイルミの季節に突入ですね。
銀座一丁目はこんな感じでしたが、



毎年のことですが、カルティエやブルガリのビルはマダムの方々がこぞって写真を撮っておりました。
まぁ薄暮から暗闇に突入の１８時くらいでしたからね。

コメント 3

こんばんは。
実は…私も10月末に東京へ行き、カイユボット展を観ました！よかったですね。印象派のパトロンだっただけあって、絵が色々な画家の影響を受けているのを感じました。たいへん充実していて楽しめました。毎回ブリジストンでは満足感を味わうことができます。
あとは歌舞伎を観て、次の日は横浜の友人とサントリー美術館（ガラス酒器展）と東京国立美術館（京都展）を観てきました。両方ともお勧めですよ。おいしいものもいっぱい食べました。また来年東京を再訪するのを楽しみにしています。
by coco030705 (2013-11-03 22:47) 

＞coco030705 さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
おおお、すでにご覧でしたか、この展覧会は彼自身とその周辺の人たちへの見識がとても広がるものでした。
いろいろと東京を満喫されたようで何よりです。
ご友人も一緒でたのしい時間を過ごせるなんてうらやましいです(^^)
by コザック (2013-11-04 19:09) 

サンフランシスコ美術館のカイユボット...

http://art.famsf.org/gustave-caillebotte/sunflowers-along-seine-2013453
by サンフランシスコ人 (2015-10-21 06:05)