日本橋高島屋で「川瀬巴水（かわせはすい）展 −郷愁の日本画展− 」を観てきた！？ [美術館]
日本橋高島屋で「川瀬巴水（かわせはすい）展 −郷愁の日本画展− 」を観てきました。
これ一階のウィンドウ。。
年末の日曜美術館で紹介された版画家の川瀬巴水です。
ちょっと、というかＴＶで観てもだいぶ興味をそそられたので、行ってきた。
註：これは、1月12日（月）までなので行きたいなと思ったら急いでっ！
まず、、混んでました。美術館ではなくあくまで百貨店の催し物なので、20時までやってます。
いつものとおり終館間際を狙って行ってきたが、ちょっと早めに行って正解でした。
何点か忘れましたが、とても点数が多く、ひととおり買い物の終わった壮年の方々の波がありとても鑑賞するのにとても時間がかかりました。といっても、観る作品観る作品新鮮なので時間を忘れます。２時間弱かかったかな～。。
いや本当に素晴らしい作品ばかりで、見入ってしまった。スティーブ・ジョブズが買い占めたのがわかる気がします。オイラも世界的企業のＣＥＯだったら、買い占めちゃいますヨ(^^)！絶対！
作品の特徴はというと、、暗さを強調した薄い藍色のグラデーションや、雨、雪景色、宵や夕の灯り、後ろ姿など全国の風景を特徴的なタッチで切り取っているのでＲ。そして、シルクスクリーンかと思うほどの極めの細かいタッチの木版画で、絵師、彫師、刷師の共同作業で作品を仕上げてくれてます。
また、昭和の広重と比較される巴水は自らは江戸時代の彼らとは違うと主張。作品的な新たな技術としても江戸版画にないぼかしの技術がたまらなくきれいに表現されています。そして、旅の芸術家として、現代の野外を好む印象派的にスケッチで切り取ってきてくれています。
最終展示は、絶筆の平泉金色堂なんだけど、その経緯からとても感慨深く観ることができました。結局この作品の刷り上がりを本人は観ることができず百日の法要で配られたんだとか。。（コレと雪の増上寺の絵葉書を買ってきちゃった(^^)）
あとは、展示について、まぁ美術館ではないのでしょうがないですが、まず、版画という小さい作品なので、展示位置が低いのです。オイラはちょっとかがみながらの鑑賞。そして作品間の距離が短い。なので列ができちゃうと前の人が観終わって背中を向けて次の人の視界を奪うという難点。まぁ最後に、これは展示というか観る人の問題だが、、、照明の問題で少し近づくと作品に影を落としてしまうんですね。まぁ限られた空間のなかで点数をたくさん入れて見せてくれているので、しょうがないですが、どちらかというと観る人の問題ですね。半分くらいの方は、注意して鑑賞しているのですが、まぁご婦人に連れてこられた比較的体の大きい殿方はそういう気分ではないのですが、これのせいでちょっと混雑が混雑をつくる負の連鎖に陥ってしまってましたネ☆
ちなみに図録は売り切れ！こんなん初めて見た。購入者は宅急便で送付だそうです。
公式サイト：http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event
（美術館でなく百貨店の催し物イベントサイトなので次の企画展が始まるとなくなります。）
そうそう、日本橋三越で開催の「東山魁夷」にも行きたかったけど、ちょうどよくお向かいの丸善のギャラリーでシルクスクリーンの販売展示をしていたのでちょっと覗いて満足しちゃった(^^)
これ一階のウィンドウ。。
年末の日曜美術館で紹介された版画家の川瀬巴水です。
ちょっと、というかＴＶで観てもだいぶ興味をそそられたので、行ってきた。
註：これは、1月12日（月）までなので行きたいなと思ったら急いでっ！
まず、、混んでました。美術館ではなくあくまで百貨店の催し物なので、20時までやってます。
いつものとおり終館間際を狙って行ってきたが、ちょっと早めに行って正解でした。
何点か忘れましたが、とても点数が多く、ひととおり買い物の終わった壮年の方々の波がありとても鑑賞するのにとても時間がかかりました。といっても、観る作品観る作品新鮮なので時間を忘れます。２時間弱かかったかな～。。
いや本当に素晴らしい作品ばかりで、見入ってしまった。スティーブ・ジョブズが買い占めたのがわかる気がします。オイラも世界的企業のＣＥＯだったら、買い占めちゃいますヨ(^^)！絶対！
作品の特徴はというと、、暗さを強調した薄い藍色のグラデーションや、雨、雪景色、宵や夕の灯り、後ろ姿など全国の風景を特徴的なタッチで切り取っているのでＲ。そして、シルクスクリーンかと思うほどの極めの細かいタッチの木版画で、絵師、彫師、刷師の共同作業で作品を仕上げてくれてます。
また、昭和の広重と比較される巴水は自らは江戸時代の彼らとは違うと主張。作品的な新たな技術としても江戸版画にないぼかしの技術がたまらなくきれいに表現されています。そして、旅の芸術家として、現代の野外を好む印象派的にスケッチで切り取ってきてくれています。
最終展示は、絶筆の平泉金色堂なんだけど、その経緯からとても感慨深く観ることができました。結局この作品の刷り上がりを本人は観ることができず百日の法要で配られたんだとか。。（コレと雪の増上寺の絵葉書を買ってきちゃった(^^)）
あとは、展示について、まぁ美術館ではないのでしょうがないですが、まず、版画という小さい作品なので、展示位置が低いのです。オイラはちょっとかがみながらの鑑賞。そして作品間の距離が短い。なので列ができちゃうと前の人が観終わって背中を向けて次の人の視界を奪うという難点。まぁ最後に、これは展示というか観る人の問題だが、、、照明の問題で少し近づくと作品に影を落としてしまうんですね。まぁ限られた空間のなかで点数をたくさん入れて見せてくれているので、しょうがないですが、どちらかというと観る人の問題ですね。半分くらいの方は、注意して鑑賞しているのですが、まぁご婦人に連れてこられた比較的体の大きい殿方はそういう気分ではないのですが、これのせいでちょっと混雑が混雑をつくる負の連鎖に陥ってしまってましたネ☆
ちなみに図録は売り切れ！こんなん初めて見た。購入者は宅急便で送付だそうです。
公式サイト：http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event
（美術館でなく百貨店の催し物イベントサイトなので次の企画展が始まるとなくなります。）
そうそう、日本橋三越で開催の「東山魁夷」にも行きたかったけど、ちょうどよくお向かいの丸善のギャラリーでシルクスクリーンの販売展示をしていたのでちょっと覗いて満足しちゃった(^^)
昨年、横浜高島屋で開催された時に見てきました。
あの時はそれほど混んでいなかった気が…
やっぱり日本橋は注目度が違うのですね～
神奈川の風景も多くて楽しかったです☆
by non_0101 (2015-01-11 11:08)
＞non_0101さん
nice！さんきゅ(^^)/
横浜高島屋でもやってましたか～混んでいないとはうらやましいです。
日本橋は狭いのもあり、混雑の列ができちゃいました。
美術館のサイトなどには載っていない催しなのに、こんなに混雑とは、、ＴＶの紹介なども影響していると思います。
神奈川の風景もたくさんありましたね、本当にいろんなところを旅してまわっていたのだなぁ～と感心しちゃいました。
私はグーグルアースのごとく思わず実家を探しちゃいました(^^)
by コザック (2015-01-12 18:02)
こんばんは。
大阪にも来ればいいんですが・・・。
by coco030705 (2015-01-16 23:52)
＞coco030705 さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
こんばんは。
大阪高島屋は昨年2/26-3/10でやっちゃったみたいです。
残念。でもきっとどこかで出会えるハズ！
観れば響く素敵な画ばかりですもん。(^_-)-☆
by コザック (2015-01-17 01:21)
やっぱり、横浜・高島屋のと同じですか。私も横浜で最終日に駆け込みで見ました。情緒ある日本の風景でとてもよかったです。
by TaekoLovesParis (2015-01-21 22:21)
＞TaekoLovesParis さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
作品数は同じだと思うけど、おそらく横浜高島屋のようが、会場が広い気がします。
最終日ってなんでか、気忙しさと哀愁がありますよね～。。
日本橋は私の閑散を狙った終了時間逆算理論も役に立ちませんでした。
川瀬巴水これだけの作品を集めてじっくり鑑賞すると本当によく日本を観ているなぁ～と思っちゃいました。素敵な風景を切り取って作品にしてくれてましたね(^^)v
by コザック (2015-01-23 01:37)