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三菱一号館美術館で「ヴァロットン ―冷たい炎の画家」展を観てきた!? [美術館]

三菱一号館美術館で「ヴァロットン ―冷たい炎の画家」展を観てきました。

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開幕週なので混んでいるとは思ったけど、土曜の終了間際を狙って行ってきた。
まぁココにしては混んでいたけど、鑑賞が困難なほどではなかったです。

ヴァロットンさん自体は、三菱一号館の年間計画が発表されたときに名前を初めて聞いた感じです。しかしながら、トップで紹介されているほうじゃなくって、木版画は観たことある!!という人も多いはずです。ちょっとユーモラスな感じやエロチックな時間の切り取り方が一目見ると網膜に焼き付く印象ですよね(^^)
#時期的にイタリア代表バロテッリと間違えやすいカモね☆

ホームページを見たときに、「静かなエロティシズム」という紹介もあったので、期待!(^^) して観てきたのですが、本当にさっきも書いたとおりの情景のひと時間を切り取ったエロさが漂っていましたね。妄想が掻き立てられるといういみで、ある意味すごいです。
「赤い服を着た後姿の女性のいる室内」「室内情景」「貞節なシェザンヌ」などがそれに当たるかも。

あとは、女性の後ろ姿が多いってこと、場内の解説に彼自身それ自体を美しいと思っていたわけじゃない・・みたいなことが書いてあったけど、、、「臀部の習作」なんてリアル過ぎ。。。だってセルライトが如実に・・・(この時代そんな言葉自体ないはずだが・・・)
ほかにも裸婦は多いのですが、ルノワールのようなふっくらと若々しい美しさだけでないありのままを描いているわけではないところがいろんな想像をさせてくれるところがいいですね。

あとは版画。黒い部分(削ってないとこ)の使い方が非常に効果的です。
#なんとなく、、、この印象、、、、「ナンシー関」を思い出してしまいました;;
《嘘(アンティミテ Ⅰ)》 は本当に絵になる一枚だと思ったんで飾るための絵葉書買っちゃった。。
額絵でもよかったかも・・・・。素敵な一枚です。

130点くらいだったので、70分ほどで鑑賞。
土曜の夕暮れ時に良い時間が過ごせました。
とても気に入った会だったので久しぶりに図録も手に入れちゃいました。

公式サイト:http://mimt.jp/vallotton/


さぁ来週末は、、、昨年から待ちに待った、、「ラ・ジャポネーズ」が観れますネ(^^)/
楽しみざんす☆
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コメント 4

coco030705

こんばんは。
素敵な展覧会ですね~!この版画はどこかで観たような気がします。油絵も良いですね。タイアップのカフェメニューもおいしそう♡ 9月下旬までだから、なんとか行けるかなと思います。

by coco030705 (2014-06-23 23:21) 

コザック

>coco030705 さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
いやぁ~これはめっけもんでした。
なんか新しいものを見つけるとうれしい気分になります。
版画も油絵もなんか好みでした。全く違う雰囲気なのに。
カフェはまだ行けてませんが、いつか行きたいなぁ~☆
そうですね。夏休み明けたあたりがねらい目カモ(^^)v
by コザック (2014-06-24 00:48) 

non_0101

こんにちは。
この人はよく分からない人なのでチャレンジしたいのです~
独特な妖しい雰囲気の絵が多いですね☆
by non_0101 (2014-06-28 20:57) 

コザック

> non_0101 さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
私もあんんまし知らん方だったのですが、一気に興味が湧きました。
風刺というかユーモアある描写が素敵でした。
そうなんですよ。妖しいです。
女性の美しいところを知っている人じゃないとできない表現ですよね(^^)
ぜひトライしてみてください~☆
by コザック (2014-07-01 00:02) 

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