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『博士と彼女のセオリー』を観てきた!? [映画]

『博士と彼女のセオリー』を観てきました。
連続理学部モノの第一夜。まずは宇宙物理学から。

まず邦題がいまいちだと思った。セオリーという言葉を特定の人物を表す名詞にかけてしまい意味不明。キャッチーな感じにすればなんでもOK的な作品ではこの作品はないと思うので、原題「The Theory of Everything」のほうが、よっぽどボカしが効いてて想像を膨らませる良いタイトルだと思った。

原作は妻ジェーンが記した小説でこれをもとにした作品となっています。観ている途中で気が付いたけど、やはり女性側の目線だと思ったネ。

物語は、大学院生時代のケンブリッジで出会ったスティーブンとジェーン。彼らは恋に落ちるが、ある日ALSに侵されていることを知る。余命2年と宣告されたが、彼らは結婚することを選んだ。。ここまではよくある恋愛モノだが、原作がジェーンということで、どんなに愛していたかを語りつつも、子供が生まれ一般的な生活さえままならない現状に疲れ果てていく様が描かれていました。

そういったお互いのココロの隙間にフォーカスが当たっているところが事実ということだけでなく映画化した意味があったのではないでしょうか。

時を過ぎてもお互いを尊敬しあっているところなんか後味はよかったです。
帰りのWALKMANは、「別れても好きなひと」を聴きながら電車に揺られたよ(^^)v

主演は、エディ・レッドメイン。ALSのスティーブン・ホーキングの熱演で、今年度アカデミーの主演男優賞を獲得しています。たしかに迫真せまる演技だったし病にかかってそんななかでも ウィットに富むホーキング博士の表情をとてもよく表していた気がします。

その妻ジェーンにフェリシティ・ジョーンズ。かわいかったです。でもいろいろな葛藤で疲れていく様はちょっと不憫に思ってしまった。

私たち世代にとっては、ホーキング博士は日本にも来たし、物理学者としてはすごく時の人となったので印象深いです。当時も今も彼の唱える理論はさっぱりわからんけど、同じような世界にいたので、アタマのなかだけで理論を完成させることがどんなにすごいことか当時はめっちゃ感銘をうけたんです。今もご存命だということでまだまだ素晴らしい研究をしてほしいです。

公式サイト:http://hakase.link/
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coco030705

こんにちは。
ホーキング博士はよくTVでもその姿を拝見して、講義をされているところも観たことがあります。とてもユーモアのある人のようですね、イギリス人はユーモアを大切にしますから。こういう人柄によって、人々の共感を得てきた方なのかなと思います。ぜひ映画を観てみようと思っています。
by coco030705 (2015-03-15 11:14) 

コザック

>coco030705 さん
こんばんは、nice!コメさんきゅ(^^)/
ホーキング博士は、劇中もそうですが、演説もとても興味をそそる内容で聴いている人を楽しませてくれます。私的にはちょっと関連もあり勝手に親近感を持っておりもっともっと世界にいろんなことを発信してほしいですね。元奥様も含めてまわりの人との長い交流があるってことは人柄なんでしょうね☆


by コザック (2015-03-15 17:49) 

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