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千秋楽・三菱一号館美術館で「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」を観てきた!? (2回目) [美術館]

千秋楽ということもあり、行ってきた!!!
#お相撲じゃぁないよ!!

人に影響されやすい性格なので、、行った感想を聞いただけで、行きたくなっちゃったのだ(^^)v
ということで、2回目を最終日に 三菱一号館美術館で「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」を観てきました☆

リピート割も前回「ヴァロットン展」を使ってしまったので、今回用に取っておいたので「ミレー展」のを使った。
NGAは2枚あるので、これで次も次の次も大丈夫だな。。。(やはり年間チケ買ったら?)

サイト情報では、入館に10分かかりますと書いてあったが、まったく待たずに入れました。
16:50くらいでしょうか。。。
けれど、今まで経験のないくらいの人が鑑賞に来ていました。でも一時的に画の前で人だかりはできるけど、少し待てばすぐに目の前で鑑賞できるレベルです。

ちょっと風邪気味なのに半袖ポロシャツで行ってしまったので、館内は少し寒かったz。
そして、2回目なので、勝手はわかっているのとりあえず3階をひと通り観て、30分くらい。

そのあとゆっくり3階をもう一度回る、もう好きな画しか観ないから妄想が激しいです。

◆ピサロの「ルーヴシエンヌの花咲く果実園」では、果樹は絶対にリンゴの花木だと思い、、、、ずっと心のなかで「リンゴ追分」を口ずさんでいました。
[るんるん]りんごーーのぉ花びらがぁ~、風に散ったような~[あせあせ(飛び散る汗)]

あとは、、、
◆そういえば、ドガの競馬はそこそこ観たことあるけど、マネの競馬は珍しいなぁと思って、、何となく本日のオークス(優駿牝馬)をハズしたことを思い出してしまい、、、一人悔しい顏をしていました。。。

◆ルノワールの「髪を編む若い女性」は、、前回もちょっとだけ思ったけど、今回もなんとなく「にしおかすみこ」に似ていると思いはじめてしまい、、、心の中で、「にしおかーーすみこだよぉ~」とか「このブタ野郎っ!」とか頭の中をグルグル周り始めた。まずい!あの憂いだ表情とは正反対のお笑い芸人を思い出して一人クスっとでもしてしまったら、怪しいオジサンだと思われる。と思い、この作品は一瞥もせず禁止にすることにした。

◆ちょうどルノワールの「猫を抱く女性」の前の椅子が空いたので座ってゆっくり観ていた。。17:30分くらいのことだが、10分ほど眺めていたのだけれど、、、、気が付いた。女性はこの猫ちゃんへのうっとりした眼差しの作品の前で足を止め、男性はその2つ先にある同じくルノワールの「アンリオ夫人」の前で足を止める。やはりあの目線と胸元のあいたドレスが気になるのであろうか。。。オトコのサガである☆

◆10分ほど眺めていたら、いよいよ半袖が肌寒くなったので「猫を抱く女性」のネコちゃんの毛並みを想像してたら少しだけ温かくなってきた。人間の脳は便利なものだなぁ~と感じました。

◆日本犬のTAMA、ボロボロの中国人形を確かめにじっくり見てみた。たしかにボロボロしかも右手はあらぬ方向に曲がっているではないか。私は松井秀樹がスライディングキャッチで腕が曲がって脱臼骨折のときのシーンを思い出してしまい、一人痛い顏をしてしまった。

◆そして隣のスパニエル犬と相まって、きっと世間では30分後に展開されるであろう光景を想像してしまいった。。。ナイトミュージアム的には、隣同士こんな会話をしているんだろうなぁ~
 TAMA:「ねえねえまるちゃん」
 MARU:「なんだい、TAMAちゃん」

◆2階におりて、食べ物の部屋では、牡蠣、バター、ブドウ、桃と食欲を誘うものばかり、閉館ももうすぐということもあり、みんなお腹グーとなっているんだろうなぁ~と妄想。

◆最後の部屋のピエール・ボナールの「画家の庭の階段」「庭のテーブルセット」では、、人物が描かれていないことに違和感を覚えてしまい、、そういえばこういう光景映画でもあったような....「007」である。
決まってこういうカットは、賑やいだシーンからボンドもしくは悪党が静寂を破った直後のシーンである。
何事もなかったように、、、庭の花だけがきれいに咲き残っている・・・。(B.G.M.は007のテーマです)

・・・と、どうしようもない妄想をくりひろげて、閉館時間になってしまいました。
#おまえ何のために行ったんだ・・・と天の声が響いたけどアトの祭りでした;;
真面目に鑑賞している方に申し訳ない気がしてしまいました(>_<)

そう!本当の閉館時間まで居たのは初めてだったんだけど、「ホタルの光」が流れたり(某美術館)、警備員がプレッシャーかけてきたり(某美術館)ということはなく、各部屋の監視員の方が、18時になりました当館閉館時間です。ミュージアムショップも18時で閉店となります。くらいしか言わなくてオトナな鑑賞者に淡々とお知らせだけするイメージでした。こういう「お・も・て・な・し」も素敵だと、ますます好きになった三菱一号館でした。

公式サイト:http://mimt.jp/

そうそう、美術館の中庭はバラでいっぱいでした。

DSC_4430.jpg

[るんるん]キミは薔薇薔薇ハートは赤い薔薇~ (そういう世代です)

展示室間の廊下から眺めると、、みんなこのピクチャレスクな光景をパチリ[カメラ]してますね。

DSC_4432.jpg

閉館後、ちょっと陽が落ちて霞んでるのも素敵でした。

DSC_4433.jpg

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coco030705

こんばんは。
あ~うらやましい!!2回目行って来られたんですね。いいな、いいな。私も関東だったら2,3回行ってますよ。ほんとにすばらしい展覧会でした。巡回しないのでやっぱり思い切って行ってよかったです。
それにしても、コザックさんのレビューのユニークなこと、楽しく笑わせていただきました。 (⌒▽⌒)アハハ!
残念ながらブリジストン美術館は行けなかったんですが、この展覧会を観れただけでもよかったです。
お庭の薔薇がとても美しかったですね。ここのレストランでいつも食事して帰阪するんですが、私が行ったときは予約でいっぱいではいれませんでした。残念…。代わりに、東京駅の大丸デパートの中のイノダコーヒー(京都の珈琲屋さん)で軽食を食べて帰路につきました。また三菱一号館や他の美術館めぐりもしたいです。
by coco030705 (2015-05-24 22:45) 

コザック

>coco030705 さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
ええ行ってきちゃいました。影響されやすいんです(^^)
めっちゃ有名な作品はほとんどないけど、あらためて秀逸な作品が揃っていたなぁ~と感じちゃいました。
思い立ったが吉日!coco030705 さんの行動力にもいつも見習わなくては!と思っちゃいます☆なので最終日に真似っこして行ってきちゃいました。
ブリヂストンは残念でしたが、次に姿を現すときの楽しみが増えたと思えば数年なんてあっという間かもしれませんね。
薔薇はあの少ないスぺースによく考えられてレイアウトされていたなぁと感じました。さすが美術館です。
一号館のレストランはまだ入ったことないのでとても興味津々ですが、閉館時間目がけて行く私には入れないだろうなぁ~とあきらめモードです。
大丸の喫茶なら・・・・いい情報を教えてもらいました(39)
発熱でレビューに歯止め効かず素が出てしまいお見苦しかったです;;
by コザック (2015-05-25 00:19) 

TaekoLovesParis

おー2回目!絵の解説が映画に絡めて書いてあって、面白かったです。<発熱でレビューに歯止め効かず素が出てしまい>→いつも、このノリでお願いしたいです! ナイト・ミュージアム、大好きだし、007のシーンも想像できます。にしおかすみこもね。(笑)
女性は「猫を抱いた」で、男性は「アンリオ夫人」、なるほどねー。観賞してる人のようすを見れたのも、2回目ならではの余裕でしょうね。

ここのバラがこんなに綺麗な時、見たことがなかったです。写真を見て感心してます。私が行った連休のときは、まだひとつも咲いてませんでした。
by TaekoLovesParis (2015-05-26 22:23) 

コザック

>TaekoLovesParis さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
お~2回目です(^^)v  脳内でいろんな妄想が尽きなかったデス!
でも、、いつも。。このノリだとさすがに疲れます^^; (平熱冷静)
007の静寂の世界観が伝わって嬉しいです☆
にしおかすみこ!似てましたよね?・・・・きっと観たくなってYouTubeで日曜再生したの日本で私だけです;;;
なぜ女性はあの画が好きなのか、、私なりに考えましたが、あの猫ちゃんを抱く指のチカラと猫ちゃんの柔らかい身体の触覚にあの優しい眼差しから脳内シンクロしているのかなぁ~と考察。男性は言わずもがなデス。
私もバラが咲いている時期は、初めてです。古風な洋館と似合って良い時期に行きました。向いのオープンカフェからなら花も香りも楽しめそうですね☆
秋も咲く時期が楽しみですネ。

by コザック (2015-05-27 01:10) 

coco030705

コザックさんへ
こんばんは。再コメントさせてもらっていいものか・・・と思いながらも、「猫を抱く女性」に対するコザックさんのお考えがとっても的を得ていると思うので、感心しました。猫ってリラックスしているときは驚くほど柔らかいんですね。それを触っていると、脳内アドレナリンがじわじわ出てきます。でも緊張すると身体がとっても固くなり、噛みついたり引っ掻いたり後ろ足で蹴ったりして人の手から逃れようとします。この変化がすごいんです。骨がないかのごとくの柔らかさから、鋼鉄のような硬さに。おもしろいですよ~。
 一方「アンリオ夫人」は、見るからに優しく相手を包み込むような笑顔ですね。男性が惹かれるのも分かります。でも女性はあんまりこの人には興味ないかもしれません。たぶん彼女が美しすぎることに嫉妬を感じるからだと思います。(女ってコワイですね?(笑)
by coco030705 (2015-05-28 22:58) 

コザック

>coco030705 さん
再コメさんきゅっ(^^)/ おそレスすまぬ(ペコリ)
いやぁ~あの画ずっと観ていて、あの猫ちゃんを抱き上げる指の力の入れ具合がとてもよく画に表現されていたなぁ~と思っていたのです。
たしかに猫ちゃんのあの抱いた触覚を思うと、脳内に分泌されているのが感じられちゃいますね☆反面私は猫ちゃんと一緒に住んだことがないのでcocoさんのおっしゃる緊張からの鋼鉄を経験したことがないです(^^)不思議な存在ですネ!
アンリオ夫人は、、、女の嫉妬ですか...(コワイ)
たしかに、動作を主題においている「猫を抱く女性」も「髪を編む若い女性」と違い「アンリオ夫人」はその美しさを肖像として残したい雰囲気がでていますもんね!なるほどデス(^_-)-☆
by コザック (2015-05-31 09:42) 

non_0101

2回目!観たくなるのも納得の美術展でしたね♪
私は1回で終わってしまいました(^^ゞ
私もサポーターカードに憧れます~
何度でも通えますものね☆
by non_0101 (2015-05-31 21:24) 

コザック

>non_0101 さん
nice!コメさんきゅ(^^)/
私も行く予定ではなかったのですが、人の芝生が青く見えるタイプなんです(^^)
でも2回観ていろんなことがわかってきます☆
コンセプトも作品も納得のいく素晴らしいものでした。
年間サポーターカード!どうしても最初に踏み切れない性格なので買いそびれてしまいます(>_<)
来年こそは、、、、。
by コザック (2015-05-31 21:37) 

サンフランシスコ人

「日本語の解説はやはりわかりやすい!すばらしいサイトご存知....」

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

http://www.nga.gov/content/dam/ngaweb/visit/pdf/map_japanese.pdf
by サンフランシスコ人 (2015-12-17 03:38) 

コザック

>サンフランシスコ人さん
公式サイトで、こういう現地でないと配ってないものを公開してくれるとうれしいですね。
日本もこれくらい間口広いといいのにね☆
by コザック (2015-12-17 23:21) 

サンフランシスコ人

ワシントン・ナショナル・ギャラリーへは100回近く行きました....
by サンフランシスコ人 (2015-12-19 03:17) 

コザック

>サンフランシスコ人さん
ワシントンも行ってらっしゃるなんてすごい。東西も全土回られてるんですね。100回ってすごいです。もはや日常ですね(^^)
by コザック (2015-12-20 10:53) 

サンフランシスコ人

ワシントン・ナショナル・ギャラリーは、一万回行きたい美術館です.....
by サンフランシスコ人 (2015-12-22 06:53) 

コザック

>サンフランシスコ人さん
一万回行きたい美術館とは・・・・それほどまでに魅力満点なんですね。
NGAは私も行ってみたくなりました☆
by コザック (2015-12-26 01:11) 

サンフランシスコ人

「それほどまでに魅力満点なんですね....」

そうです!
by サンフランシスコ人 (2016-01-06 01:40) 

サンフランシスコ人

「ワシントン・ナショナル・ギャラリーは、一万回行きたい美術館です....」

http://www.nga.gov/content/ngaweb/Collection/highlights.html
by サンフランシスコ人 (2016-01-08 06:48) 

コザック

>サンフランシスコ人さん
たしかに、すごいコレクション!何日居ても飽きにですね☆
by コザック (2016-01-11 22:15) 

サンフランシスコ人

100回近く行っても全然飽きませんです...
by サンフランシスコ人 (2016-01-12 04:25) 

コザック

>サンフランシスコ人さん
一年振り返るとやはりNGA展すばらしかったと感じた!
何度見ても飽きない作品が多そうですね☆
by コザック (2016-01-12 23:50) 

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