箱根のポーラ美術館で「セザンヌ展 近代絵画の父になるまで」を観てきた！？ [美術館]
箱根のポーラ美術館で「セザンヌ展 近代絵画の父になるまで」を観てきました。
セザンヌって今まであまり深く考察したことなくっていつかまとめて観てみたいと思っていた画家でした。
そんなこんなで行ってきました。
午前中用事があったので、出発は１１時でしたが、高速も土曜朝の渋滞がひととおり落ち着いたところだったので、埼玉からでもＰＡ昼食混みで３時間弱で鑑賞開始できました。
やっていたのは、、以下４展
１．セザンヌ―近代絵画の父になるまで
２．ポーラ美術館の絵画― 西洋絵画、日本画、日本の洋画
３．ポーラ美術館ガラス工芸名作選
４．ルネ・ラリックと香水瓶
１．目的のセザンヌ！
５０数点と企画展としては少な目。しかも、外部からの借用展示はほとんど6月末で返却されてしまっており、ほぼポーラ美術館所有のコレクションで展示が成り立っていました。それでもかなりの見応えがあるってことはとんでもないことです。
私はブリヂストン所有のあの（私の中で）通称泉谷しげる（「帽子をかぶった自画像」左上）を期待していたのですが、、もうブリヂストンに帰宅してました(>_<)
あ、ちなみに・・・当月お誕生日の人は、アルルカンの絵葉書（右上）をもらえます。（おいら今月なので貰っちゃった^^）
そして有名な静物画（下）。あらためて解説をみてみるとセザンヌのとても新しい試みだったのだと気付かされます。
静物はリンゴと洋ナシが多いのでリンゴの画家と呼ばれていたのだとか、、ということでやはり今回も「リンゴ追分」を心の中でリピートでした。
彼の人生を追っての影響を受けた画家、影響を与えた画家、そして彼の作風の変遷などとても興味深く解説されていてわかりやすくなっていました。
下の階に行く前に手前のカフェでおやつ。
モンブランとアイスコーヒー。
２．常設のポーラの素晴らしい展示の数々です。
スゴイですね。西洋絵画もさることながら日本の洋画家のコレクションがすばらしい。
黒田清輝のこれ前回訪問時にも同じの買ってる気がします。忘れちゃうんだよね～（ボケの兆候？）
裸婦のなかではかなり私のなかで好きな部類です。
岡田三郎助「あやめの衣」、艶っぽい。坂本冬美か五代夏子だなきっと。（まだ生まれてません！！）
岡鹿之助「献花」、不思議な筆致で柔らかい雰囲気です。
＃最近、図録はなるべく購入しないようにしています。（置き場所に困ってきたのだ；；）
３．ガラス工芸、４．ラリックの香水瓶。。。では
ガラス工芸から花瓶やら美しい工芸品・香水瓶が展示されていて単純にきれい～と感嘆。
もっと香水瓶見たいな～と思っていたら次の部屋に展示。
ゲランってこんな昔からあったんだね。姉が愛用の「夜間飛行」の瓶もあり興味津々あのヴォルドニュイのマークは昔からなのネ(@_@)
そんなこんなで、自宅帰ったんだけど、帰ってから「美の巨人たち」の録画を観たら、、、
なんと近くの箱根ラリック美術館で ミュシャのサラ・ベルナールのポスターにも描いてあるあの王冠が見つかり展示されているのだとか、、、
おおおお、なんという情報収集能力の無さ、、、また箱根に行かないといけない理由ができちゃった(^^)v
公式サイト：http://www.polamuseum.or.jp/sp/cezanne_2015/
＝＝＝
今回、箱根まで行ったのには事情があって、、、足を延ばしました。 箱根の警戒レベルが上がった６月末、古くから通うバーで久しぶりに食事をしていたところ マスターより地元が同じと紹介を受けた初老の素敵なおじさまと話をする機会を得ました。 ひとしきり地元の話をしたところ、地元を離れた私たちは、こういうときに 地元へ恩返しをしないとダメだよね。箱根に行こう！という話になり、、意気投合。 晴れたこの土曜日に行ってきたわけです。 火山の噴火状態は心配ではありますが、箱根全体が危ないわけではないと思うので すいているこの機会に是非足を運んでみてくださいな☆
＃もちろんお越しの際は火山情報に注意してください。。
＝＝＝
セザンヌって今まであまり深く考察したことなくっていつかまとめて観てみたいと思っていた画家でした。
そんなこんなで行ってきました。
午前中用事があったので、出発は１１時でしたが、高速も土曜朝の渋滞がひととおり落ち着いたところだったので、埼玉からでもＰＡ昼食混みで３時間弱で鑑賞開始できました。
やっていたのは、、以下４展
１．セザンヌ―近代絵画の父になるまで
２．ポーラ美術館の絵画― 西洋絵画、日本画、日本の洋画
３．ポーラ美術館ガラス工芸名作選
４．ルネ・ラリックと香水瓶
１．目的のセザンヌ！
５０数点と企画展としては少な目。しかも、外部からの借用展示はほとんど6月末で返却されてしまっており、ほぼポーラ美術館所有のコレクションで展示が成り立っていました。それでもかなりの見応えがあるってことはとんでもないことです。
私はブリヂストン所有のあの（私の中で）通称泉谷しげる（「帽子をかぶった自画像」左上）を期待していたのですが、、もうブリヂストンに帰宅してました(>_<)
あ、ちなみに・・・当月お誕生日の人は、アルルカンの絵葉書（右上）をもらえます。（おいら今月なので貰っちゃった^^）
そして有名な静物画（下）。あらためて解説をみてみるとセザンヌのとても新しい試みだったのだと気付かされます。
静物はリンゴと洋ナシが多いのでリンゴの画家と呼ばれていたのだとか、、ということでやはり今回も「リンゴ追分」を心の中でリピートでした。
彼の人生を追っての影響を受けた画家、影響を与えた画家、そして彼の作風の変遷などとても興味深く解説されていてわかりやすくなっていました。
下の階に行く前に手前のカフェでおやつ。
モンブランとアイスコーヒー。
２．常設のポーラの素晴らしい展示の数々です。
スゴイですね。西洋絵画もさることながら日本の洋画家のコレクションがすばらしい。
黒田清輝のこれ前回訪問時にも同じの買ってる気がします。忘れちゃうんだよね～（ボケの兆候？）
裸婦のなかではかなり私のなかで好きな部類です。
岡田三郎助「あやめの衣」、艶っぽい。坂本冬美か五代夏子だなきっと。（まだ生まれてません！！）
岡鹿之助「献花」、不思議な筆致で柔らかい雰囲気です。
＃最近、図録はなるべく購入しないようにしています。（置き場所に困ってきたのだ；；）
３．ガラス工芸、４．ラリックの香水瓶。。。では
ガラス工芸から花瓶やら美しい工芸品・香水瓶が展示されていて単純にきれい～と感嘆。
もっと香水瓶見たいな～と思っていたら次の部屋に展示。
ゲランってこんな昔からあったんだね。姉が愛用の「夜間飛行」の瓶もあり興味津々あのヴォルドニュイのマークは昔からなのネ(@_@)
そんなこんなで、自宅帰ったんだけど、帰ってから「美の巨人たち」の録画を観たら、、、
なんと近くの箱根ラリック美術館で ミュシャのサラ・ベルナールのポスターにも描いてあるあの王冠が見つかり展示されているのだとか、、、
おおおお、なんという情報収集能力の無さ、、、また箱根に行かないといけない理由ができちゃった(^^)v
公式サイト：http://www.polamuseum.or.jp/sp/cezanne_2015/
＝＝＝
今回、箱根まで行ったのには事情があって、、、足を延ばしました。 箱根の警戒レベルが上がった６月末、古くから通うバーで久しぶりに食事をしていたところ マスターより地元が同じと紹介を受けた初老の素敵なおじさまと話をする機会を得ました。 ひとしきり地元の話をしたところ、地元を離れた私たちは、こういうときに 地元へ恩返しをしないとダメだよね。箱根に行こう！という話になり、、意気投合。 晴れたこの土曜日に行ってきたわけです。 火山の噴火状態は心配ではありますが、箱根全体が危ないわけではないと思うので すいているこの機会に是非足を運んでみてくださいな☆
＃もちろんお越しの際は火山情報に注意してください。。
＝＝＝
こんばんは。
↑の解説を読んでいるとマスマス行きたくなってきました。
夏じゅうに行けるかなぁ。絵葉書をみても、ポーラ美術館の
コレクションのすばらしさがわかりますね。おまけにルネ・ラリックの
香水瓶コレクションまで……。もひとつおまけに、カフェのモンブランも！（ ＾-＾ ）
ポーラ美術館に行かれたいきさつもいいですね。バーでの出会いが
きっかけって、ステキですねぇ☆
とりあえず考えてみましょう。
by coco030705 (2015-07-26 23:54)
＞coco030705 さん
nice！コメさんきゅ(^^)/
行きたい気持ちが大切！でも関西からだと箱根ってすごく中途半端な場所なんですよね。新宿からロマンスカー？もしくは小田原から登山鉄道？どちらにしても一日つぶれちゃいますネ。
でも、ポーラ美術館はそれだけの価値はある気がします。
できればカフェよりも１階のレストランのほうが素敵な食事がある気がするのですが、時間の問題で行けなかったデス。今回はモンブランで満足(^^)
ラリック美術館もセットで観れたら本当に気分マックスになったのになぁ～と思った。このテンションで合わせて鑑賞したかったデス☆
ラリックも興味があれば行ってみてください！
これで箱根の話を初老のおじさまにできます！次会えて報告するのが楽しみになってきました。
by コザック (2015-07-27 00:19)
私の好きなセザンヌの絵画は....
http://www.mfah.org/art/100-highlights/madame-cezanne-blue/
by サンフランシスコ人 (2015-09-10 01:09)
＞サンフランシスコ人 さん
コメさんきゅ(^^)/
私この作品は観たことない、、、というか
観たけど忘れてるのかも。。。
なんとか解説を読もうとおもったけど、まったくわからずデシタ；；
by コザック (2015-09-13 06:49)
サンフランシスコ美術館(Fine Arts Museums of San Francisco)のセザンヌの絵画は...
http://art.famsf.org/paul-c%C3%A9zanne/forest-interior-19774
by サンフランシスコ人 (2015-09-22 07:28)
＞サンフランシスコ人さん
コメさんきゅ(^^)/
サンフランシスコ美術館！コレクションにセザンヌあるんすね☆
なかなか海外からのレンタルは今難しいと思う。特に箱根はこんな感じだから予定変更で、来るべき作品も来てなかったりと・・・。
by コザック (2015-09-23 00:46)
「サンフランシスコ美術館！コレクションにセザンヌある....」
http://art.famsf.org/georges-de-la-tour/old-woman-75210
http://art.famsf.org/georges-de-la-tour/old-man-7529
ジョルジュ・ド・ラトゥールもあるのです!!!
by サンフランシスコ人 (2015-09-27 06:17)
＞サンフランシスコ人 さん
コメさんきゅ(^^)/
ジョルジュ・ド・ラトゥール！箱根にもあったかも！（うろ覚え）
サンフランシスコ美術館けっこうたくさんの所蔵がありあそうですネ☆
by コザック (2015-09-28 00:09)
「サンフランシスコ美術館けっこうたくさんの所蔵があり....」
フラゴナールもあるのです!!
http://art.famsf.org/jean-honor%C3%A9-fragonard
by サンフランシスコ人 (2015-09-30 06:19)
サンフランシスコ美術館(Fine Arts Museums of San Francisco)所蔵のモネのコレクションは..
https://art.famsf.org/claude-monet
by サンフランシスコ人 (2015-10-03 01:03)
＞サンフランシスコ人さん
コメさんきゅ(^^)/
モネのまんなかの下のものは、日本に来たことあると思う。
見覚えがあります☆
by コザック (2015-10-03 21:43)