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『アド・アストラ』を観てきた!? [映画]

『アド・アストラ』を観てきました。

ストーリーは、いたって静かに淡々と進みます。
父親(トミー・リー・ジョーンズ)は知的生命体を探しに海王星近くまで探査に行き行方不明になったヒーロー。しかしある日その海王星から強大な磁気嵐が発せられていることがわかった。そして息子のロイ(ブラッド・ピット)は、その原因が海王星近くから発せられ、父親が生きているという事実を伝えられた。説得する信号を発するために極秘裏に月経由で火星に行き発進した。しかし、居場所を突き止めお役御免となった彼は作戦不適合と診断される。しかしなんとか掃討隊の宇宙船に侵入し父親に会いに行く。
そして、磁気嵐の真相を知ることになる。

話自体は宇宙モノということで楽しみにしていたのですが、結構リアルに宇宙生活を模していたのだけに派手さが全くない。ただ、知っている現代の知識からすると生命維持装置あんなに持たないだろ!とか宇宙服はそんなに強くない。海王星の輪のなかを突っ切るのに鉄の板一枚で突入なんてありえない!とか大気圏から落ちてくる速度で気を失わないで正気でいられるわけない!などなどいろいろ心のなかで突っ込んどいた。

ただ、今回ほぼブラッド・ピットの一人芝居となっており、彼の演技力がヒカリましたね。
そして、123分とそんなに長くない上映時間にもかかわらず、この壮大な宇宙の探索を叙情たっぷりに描いて見せたのは作品的にすごいと思った。思うに、間の取り方が非常にうまかったのではないでしょうかね(^_-)-☆

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/adastra/

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昇仙峡 影絵の森美術館に行ってきてみた。 [映画]

昇仙峡 影絵の森美術館に行ってきました。

というより、久しぶりに昇仙峡でも見てみるかと45年ぶりに行ってきた。(あれ?マイナスになっちゃう)

昇仙峡見物に乗り合いバスにのるとそこにこの美術館があった。

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思わず入館。

世界唯一の影絵の美術館らしい。
まとめてみると影絵ということにフォーカスされがちだが、構図とか焦点をあてる対象も素敵極まりない。

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私は、このかた、職場にかざってある「ろうきん」のカレンダーのイメージ。

同じく併設して「猫展」をやっていた。
猫に関する絵画を集めたものでかわいいとしか言えないものだ。

そしてさらに同じく併設して「山下清」の作品展が常設している。
切り絵、貼り絵で有名だと思いきやそれだけでなく、むしろそれ以外の作品のほうが多く有名と知った。

公式サイト:https://www.kageenomori.jp/

昇仙峡。
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『マトリックス』を「Dolby Cinema」で観てきた!? [映画]

『マトリックス』を「Dolby Cinema」で観てきた!?

近くの劇場でマトリックスが「Dolby Cinema」上映されるということで、鑑賞してきた。
もう~何十回もDVDで鑑賞しているのだが、劇場でみるのは、、まさに当時の開幕週以来。

ちなみに開幕週に2回観てしまい、一緒に見に行く約束をしてた美人同僚の誘いをスッポカシた作品でもある。それほどマトリックスの衝撃はすごかったのである。(どっちの衝撃?)

そんな(どんな?)マトリックスだが、今回は音響重視。

・職場でレターパックを受け取りNOKIAがいきなり鳴る音
・モーフィアスに会う前の大雨の音
・最初にモーフィアスとカンフーで勝負したときの吹っ飛ばされ柱が折れる音
・オラクルと会い、花瓶を割ってしまう音
・ネオを助けるためにモーフィアスが壁を突き破る音
・モーフィアスが尋問されるなか、ヘリで機関銃をぶっ放し、膨大な薬きょうが落ちていく音
・ヘリがビルにつっこみ空間がゆがむ音
・地下鉄の公衆電話でのベルの音
・最後のビルの303号室でエージェントスミスに撃たれる銃声

何もかもが印象深い音で表現されていました。

次は大好きなリローデッドのバイクシーンがが観たいなぁ


それしても、隣のオッサン音響重視のこの作品でポップコーンをよくもあそこまで音をだして食べれるモンダ。怒りというより呆れた☆


マトリックス 特別版 [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: DVD


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『ロケットマン』を観てきた!? [映画]

『ロケットマン』を観てきました。

エルトン・ジョンの伝記的な映画作品。
本人も制作指揮に入っていることから、心の声が聞ける作品になっていたのではないでしょうか。

作品は、薬物依存の集会で自分の過去を吐露するところから始まります。
あの派手な衣装で、、話が進むに従い、衣装を少しずつ脱ぎ捨て自分自身の心の中身と同じく鎧を脱ぎ捨てていく象徴だったんでしょうね。

若くして成功を収めたエルトン。大富豪になりますが、次第に自分の中の自分を失っていきます。でも、それを停めることができず、ステージに上がり続ける。

ミュージカル調な仕上がりになっていますが、全体としては、さほど違和感を感じずにエルトン(タロン・エガートン)主体で進んでいきます。名曲ぞろいなので、どこを切り取っても知っている作品ばかり。

監督のデクスター・フレッチャーは、今年「ボヘミアン・ラプソディ」で同じようにフレディの伝記的作品を手掛けているのと、マシュー・ボーン=タロン・エガートン=エルトン・ジョン(本人)は「キングスマン ゴールデン・サークル」でタッグも組んでいました。

こういった伏線も踏まえるとおもしろく鑑賞できました。

公式サイト:https://rocketman.jp/

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『ダンスウィズミー』を観てきた!? [映画]

『ダンスウィズミー』を観てきました。

矢口史靖が監督・脚本を受け持つということで、なんとなく話は読めるのですが、今回は催眠術にかかって音楽が鳴るのを聞くと勝手に身体がミュージカル風に歌って踊りだすというもの。

主演の静香に三吉彩花さん。彼女の声の高さ歌ウマなところがステキでした。背も高いし、演技がもう少しうまくなれば、世界に通用する女優さんになるのではないでしょうか。

催眠術をかけたマジシャンを探す元仕込み娘にやしろ優。おデブちゃんですが、キレキレのダンスを見せてくれた。

途中で旅を共にすることになる街のシンガーにchay。「ウェディング・ベル」を地でいき、本当に結婚式に殴り込み唄ってしまうところが面白い。修羅場をもっと描いてほしかった。

そしてマジシャンに宝田明。もうピッタンコ。インチキ臭いところとか、実は実力者のところとか、キャラにぴったし。

探偵に、ムロツヨシ。イケメン上司に三浦貴大と脇を固める役者もすばらしい。

短い時間だったが、矢口ワールド全開でハラハラ・笑わせてくれた。

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/dancewithme/
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『天気の子』を観てきた!? [映画]

『天気の子』を観てきました。

初日だったからか、その週末に台風がきているからか、天気予報気になる系な人たちでにぎわっていました。

物語は、「君の名は。」みたいな感じ。ではないけれど、なんだろう新海誠監督は、オトナには描けない子供の時に感じた社会に対するオトナに対するやるせない感情を忘れずに映像化するのに長けている感じがします。

ローティーンの家出物語。銃を拾って、新規事業を興して、不思議体験して、恋愛して、命がけで守って、、、、。色んな要素が114分のなかに入っているんですもの(^_-)-☆

公式サイト:https://tenkinoko.com/


・・そしてこれを観て私は、台風の消滅を待って旅にでたのだ(^_-)-☆

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『ワイルド・スピード スーパーコンボ』を吹き替えで観てきた!? [映画]

『ワイルド・スピード スーパーコンボ』を観てきました。

今年の真夏はマイケル・ベイもいないし、映画でスカッとできるのはこれかなぁ~と思って観てきました。

もはや最初のワイルド・スピードの作品感はどこにも見え隠れしません。ビン・ディーゼルもジョーダナ・ブリュースター、ミシェル・ロドリゲスもいません。今回はジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンの濃いめの酎ハイという感じ。しかもお目目パッチリ系のかわい子ちゃんバネッサ・カービー(ジェイソン・ステイサムの妹役)とドウェイン・ジョンソンがブチューっといっちゃうから観てらんない(^_-)-☆

数少ないが名車の数々は、マクラーレンと我がトライアンフ。なぜかスピードトリプルは、電動バイクのような音で彩られていました。時代のながれでしょうかね(^_-)-☆

ジェイソン・ステイサムが名車に乗ると、「トランスポーター」なんじゃない。売れ筋映画に乗り換えかい!?

まぁストーリーなんてどうでもいい作品だし、そこそこスカっとしましたさ☆

あ、それとアベンジャーズが終わったと思ったら、マーベル商法を真似してエンドロールに次につながるエピソードがたくさんちりばめられていました。最後まで席を立たないように。

公式サイト:https://wildspeed-official.jp/

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『さらば愛しきアウトロー』を観てきた!? [映画]

『さらば愛しきアウトロー』を観てきました。

老いた三人組が何も傷つけずに銀行強盗を繰り返す。これは1980年代初頭からアメリカ各地で銀行強盗を繰り広げ、それによる逮捕と脱獄を繰り返した実在の人物フォレスト・タッカーを描いた実話に基づいた物語であるということ。ロバート・レッドフォードがこれを引退作としたことでも話題となった。

主人公のフォレストは、紳士的であり銀行強盗を繰り返すが、そんな折でも捕まったときでさえ笑っていた。そんな彼は、ある聴取で「おまえくらいの人間だったらもっと楽に生きられるだろう」「楽になんて生きてもしょうがない。自分は楽しく生きたいんだ。」という。中年世代の私たちにはグサっとささるメッセージですね(^_-)-☆

そんな彼が、老いて知り合った牧場主の女性ジュエル(シシー・スペイセク)と親交を深めていくうちに脱獄をあきらめる。しかし、平穏な生活に別れを告げ、その後4回の銀行強盗を企てたという。やはり、自分らしさ。楽しいこと。っていうことを最後まであきらめないスタイルを貫らぬきたかったんでしょうね。

シシー・スペイセクは、歳とってもこのような柔らかい笑顔でいられるのがステキだ。日本でいうと八千草薫的な感じだろうか。。。。(チガウ?)

そんなフォレストの生涯を引退作品に選んだのは、ロバート・レッドフォード自身も何かのメッセージを言いたかったんでしょうね。俳優ですから自分の主張は作品で!ということなんでしょうか。

考えさせられるが、とてもメッセージ性のある意味深い作品だった。


邦題について、うーん、この時代、無理やり邦題を付けるのに意味があるのだろうか。国や宗教、歴史的な背景がなく意味が分からないものならしょうがないのだけれど、今回はアウトローは関係ないし、愛しきって何?という感じです。原題「The Old Man & the Gun」のままでよくない?

・・・と思った次第。

公式サイト:https://longride.jp/saraba/

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『劇場版パタリロ!』を観てきた!? [映画]

『劇場版パタリロ!』を観てきました。
滞留しちゃったので掃き出しです。
平日なので、なるべく上映時間の短いものをとサクっと観てきたのですが・・・

物語は、、、ないです。
なにより自由。作風、も何もかもが自由。

あれ、幼いころにTVで見ていたパタリロはこんな感じだったっけ?というくらいちょっとびっくりな男色作品です。(原作はそうなんでしょうが)

とにかく、バンコラン (青木玄徳)とマライヒ(佐奈宏紀)の濃厚なキスシーンが、しつこいくらいに出てきます。最後には、もうオトコ同士が濃厚なディープキスをしていても何とも思わなくなってしまうくらい麻痺します。

アニメもコミックも前作「翔んで埼玉」も見ているファンに最大限の謝辞を現した作品な気がしてなりません。笑いもところどころあり、知る人ぞ知る的な演出がたまらんかった。

ストレス解消のための鑑賞が、知らない世界を垣間見て逆にストレス溜まりました。

公式サイト:https://patalliro-themovie.jp/

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『Diner ダイナー』を観てきた!? [映画]

『Diner ダイナー』を観てきました。
藤原竜也ファンなのか、玉城ティナファンなのか、はたまた蜷川実花ファンなのか、私の行ったレイトショーは超満員でした。原作があるとのことでしたが、評価はどうなんでしょうね☆

(ネタバレありです。)

予告編で設定がとてもよかったことと、蜷川実花監督作品ということで観てきちゃったさ。
最初に言ってしまうと、今までの蜷川実花作品のなかで一番よかった。(といっても少ないですが、、)キャストがとても豪華だっただけでなく、その豪華なキャストのいいところを引き出していた気がします。もちろん、彼女独特の鮮やかな色彩美も健在でした。ただ、今回は明るい設定が全くなく、暗い設定のなかでの鮮やかな色彩ということで、彼女の作品では新しい感じがした。

お話は、幼い頃に母親に捨てられた大場かなこ(玉城ティナ)は、誰も信用できず一人で生きていくことを決め込んだ。料理だけが得意なオオバカナコは、ある日メキシコのある町に行くために日給30万のバイトをしてマフィアに捕まってしまう。気が付くとあるレストランに売られていた。そこは、ボンベロ(藤原竜也)が営む殺し屋専門のレストラン。そこでウェイトレスとして働くこととなった。オオバカナコは、自分がいつか殺されると思い、超高価なお酒を隠してしまいそれを人質に働くこととした。ある日一年前に亡くなったボスの跡目を決める懇親会が催されることとなったが、そこにはナンバー2の4人が招待された。そこでそのお酒を振る舞うことになったのだが、、始まった途端に、ボスの死は事故死ではなく殺人であったことが暴露されてしまう。そこで生き残ったのがブレイズ(真矢みき)だった。彼女は知りすぎたオオバカナコを始末しようとするがボンベロが立ちはだかる。

結構死んでしまった方が登場している。カナコの祖母に角替和枝、大ボスに蜷川幸雄など。
ブレイズがボンベロに向かい自分の下でもレストランを続けるか問われたとき、ボンベロは自分はボスに見いだされた…的なことを言うセリフがあるのだけれど、そこでピンと来てしまった。途端に思わず涙してしまったよ。。藤原竜也は役柄通り蜷川幸雄に見いだされたことを一昨年亡くなったときのワイドショーのインタビューでみんなが知っている。そしてその娘がこのキャストを組んだことの意味に思わず涙がこぼれたね☆

あとは、ブレイズのアクションシーンがたまらんかった。真矢みきの宝塚トップのアクションが本当に素晴らしくカッコよかった。これは蜷川実花だからできたことでしょう。真琴つばさもともにアクションに参加していてマニア垂涎ですな。

もう一人のナンバー2には、土屋アンナ。もうこれも彼女そのまんま。「下妻物語」からキャラが変わっていないところがスゴイ。だってあの作品15年前の作品ですもの。

そのほか窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工など多彩な顔触れだったが、どれも殺し屋としてかっこよく描かれていた。そういえば、藤原竜也と真矢みきのアクションはまさにマトリックスな演出がスゴかった。これも元ネタわかると感慨深い。

あとは、藤原竜也。蜷川実花も責任感を感じていたらしく、一番かっこいい藤原竜也を撮らなくてはと意気込んでいたそう。(公式サイトより)
藤原竜也ってなんとなく役者バカ的なまじめな演技がちょっと好きではない時があるのだが、そんな感じは微塵も感じなくめっちゃかっこよかったよ。

ホントにラストのネタバレですが、私はあのラストシーンは好きではない。抱き合うで終わるエンディングって80年代のアイドル映画のよう。菊千代が見えて、足元が見えて、そこで終幕でよかったのではないか。皆まで見せなくても誰もが脳裏で再生できる場面だ。どうしても再会を画が来たかったのであれば、リザーブ席で料理をもてなすところまで描いてほしかった。全般的によかっただけに少しだけ残念だった。

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/diner-movie/

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